えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

藤の花とアケビの花

我が家の前の公園、さくらはすっかり散って、しばらく前から藤が咲き始めた。

ここの藤は長藤ではなく、短いタイプ。

真下から見た藤。

長藤が美人だとしたらここのはかわいいって感じかな。

同じ市内にも素晴らしい藤棚をもつ公園がいくつかあるけれど、今は我が家の前の公園の藤棚を見て満足している。

 

ネットで、アケビの花があちこちで咲いているという情報を得て、家の前の公園に見に行った。数年前にはかわいい花が見られたのだけれど、残念ながら昨年も今年も刈り込んだあとでひょろひょろの蔓だけは確認できたのだけれど花は咲いていなかった。

そんな話を長男の同級生のお母さんで、ご近所に住む方に話したところ、直ぐ近に咲いているところがあると教えてくれた。彼女はお花が大好きで、庭もすてきに管理されていて、お花の情報はよく知っている。

早速、用足しのついでに教えてもらったところを自転車で通ってみた。

あった、あった。かわいいねえ。すてきだねえ。

アケビの花を見ただけで、うれしくなって、ついつい心の中でつぶやいた。

こんな時、小さな幸せって本当に足下にいっぱいあるんだと思う。

用足しと久しぶりの散歩

月曜日は夫がデイケアに出かける。お迎えは8時40分頃。

今日はやりたいことがいっぱいあった。草取りもしたいし、片付けもしたい。だけど、まずはデイケアの支払いに行くこと。食材の買い出し。これは絶対。他にも今日は大型ショッピングセンターのシニアデイで1割引の日なので夫のカーディガンを買いに行きたい。できれば郵便局に行き、信用金庫にも行きたい。この二つはかなり混み合うのでできればと思っていた。

 

夫の洗面が済むまでは洗濯機がかけられない。なので干すのはいつも夫が出かけてからになる。だから始動はそれからだ。

洗濯機が止まるまでは、夫のデイケアのお迎えを待ちながら草取りを少しばかり。洗濯物を干し終えるとまずはデイケアの支払いに行き、帰りに食材の買い出し。家に戻るともう11時だ。

早ごはんを食べ、郵便局へ行くと駐車場は満車でATMは数珠つなぎ。郵便局へ行ってからでないと信金にはいけないので諦めて大型スーパーへ行く。気に入ったカーディガンが直ぐに見つかったので購入し、自分のTシャツもゲット。他にも見たかったけれど帰宅。今度は自転車で郵便局に行った。けれどやっぱりATMは数珠つなぎ。「今日でなくても良いか・・・」と思い、その足で運動公園まで行くことにした。自転車なので10分とかからない。そして公園の西側にある水神池の周りを久しぶりに散歩した。

ぐるっと1周、たぶん750メートルだったと思う。風が爽やかで気持ちが良かった。

帰り道、しつこく郵便局へ寄ってみるとATMには使用中の1人のみ。よしよしと用を足し、信金にもより、帰宅。

洗濯物を取り込み、片付け、夕食を準備。早めに庭に出て草取りしながら夫の帰宅を待つ。30分ぐらいしか草取りはできなかったけれどまあ上出来だ。

疲れたけれど、久しぶりに散歩もできたし、良い1日だったと思う。

さくらの開花を待っている

各地でさくらの開花が報じられている。

今年は早いかと思ったけれど、お彼岸のころから寒い日が続き、例年より遅い開花となった。

我が家の前の公園では先週の金曜日にやっと一輪開花した。土曜日もそのままで、今朝も一輪のみ。でも、蕾は大きく膨らみ先端はピンクに色づき今にも咲きそうになった。

あっという間に満開になりそうだ。

もう少ししたら車椅子の夫も部屋から花見ができると思うと待ち遠しい。

どこに出かけなくても一日中さくらを楽しめるって幸せなことだと思う。

早く咲かないかなと毎日楽しみに待っている。

 

とりとめもなく

今日は春分の日。暑さ寒さも彼岸までと言うけれど、今日は風が冷たくて寒い。

お彼岸のお墓参りは月曜日に行ってきた。今日よりもずっと強い風が吹き荒れ寒かった。水道の蛇口をひねり、水桶に水を入れようとしたら桶に溜まらず自分のコートに水が飛んできてびっくりするほどだった。

我が家の宗派は浄土真宗。お線香は折って寝かせてお参りする。あまりの強風だったのでお線香をあげるのは危険だと思い、手だけ合わせお参りしてきた。

 

夫は祝日だけどデイケアに出かけた。洗濯物を干そうとしたら雨が降ってきた。今は止んで少し明るくなってきたけれど、今日は不安定なお天気だというので部屋干しにし、除湿機をランドリー機能にして運転中。外に干せば電気を使わずにすむけれど、出したりしまったりするのは大変だし、1日つけていれば厚手のタオルも何とか乾くのでよしとする。

 

今は一人、コーヒーを淹れ、窓の外を見ながらPCで遊び、買い物に行こうかどうしようかと思案中。今にも雨が降り出しそうな黒い雲が空を覆い始めているし、寒いし、花粉症で鼻の調子も悪いし、目も痒くてたまらないし・・・

 

3月に入ってから忙しい日が続いていた。と言っても夫がデイケアに出かける月・水・木曜日だけのことだけれど。夫が家にいる火・金の午後や土日は介護はあるもののゆったりのんびり暮らしているのだから相殺されてちょうど良いぐらいなのかもしれない。それでもカレンダーに書き込んである予定を消化するだけで気持ちが疲れてしまうほど忙しかった。その中には楽しいこともあったはずなのに元来の出不精で横着気質が災いしてこんなにも疲れてしまったのだと思う。今月はあと眼科受診が残っているだけになったのでやれやれだ。

2月もあとわずか

新しい年が始まったと思ったらもう2月。その2月も今日を含め3日しか残っていない。

何をしていたんだろう、わたし。

特別なことは何もしていない。草も気になりだしたけれどほんの少し取っただけ。やろうと思っていたことの一つもできていないような気がしている。

 

月・水・木は夫がデイケアなので食材などの買い出し等、外回りの用足しをし、火・金は訪問リハビリ。2週間に1度、火曜日の訪問リハビリの前には訪問診療。土・日には洗髪や爪切りを行い(今月は散髪もしたけれど)夫の介護を中心とした生活に変わりはない。

先週はお天気が不安定だったことあり気象病の症状が出たり、花粉症が始まったりして早々と床につく日々が続いた。

それでも本は何冊か読んだ。よんばばさんがエントリーされていた夏川草介さんの「始まりの木」「本を守ろうとした猫」青山美智子さんの「お探しものは図書室まで」どれも面白く「さすが読書好きなよんばばさん」と思いながら引きつけられて一気に読んでしまった。他にも西加奈子さんの「おまじまい」と作家ではない方のエッセイというか日常生活を書いたもの・・・。明日も予約していた本が市民館に届いたとメールがあったので取りに行く予定。そして、手作りを少々。

どこかに出かけるわけでも特別なことは何もないけれど、こうして暮らせるこんな生活も悪くはないものだと思っている。

正月が終わり通常の生活に戻った

年が明け、賑やかで楽しかった正月が終わったと思ったらもう13日だ。

4日の朝早く長男家族が帰ったあとは片付けばかりしている。離れから母屋に移動したものたちを元の位置に戻し、母屋の大掃除をして、通常の何倍もあったゴミは今週ですべて片付いた。子どもたちが使った5人分の布団類は毛布も敷きパットもシーツも掛布も全て洗濯を終えたけれど、まだ1組しか干すところまではできていない。あとは残りの布団を干し、押し入れにしまったら子どもたちが使った部屋の大掃除をすれば正月の片付けは終わる。まだまだやることばかりで気が遠くなりそうだけれど、離れなので慌てることはない。今月中に片付けば良しとしよう。

 

暮れから長時間立ち通しだったせいか腰痛でコルセットが放せなくなっていたけれど、それも昨日から外すことができた。水仕事(お湯)のせいで左手親指の先端にできたあかぎれが右手親指の先端にもでき、なかなか治らなかったけれどそれもほぼ治った。

今はもう、これまでと同じように年寄り二人、静かで穏やかな生活を送っている。

片付けはまだ残ってはいるけれど、これで本当に通常に戻ったのだと思う。

 

今年は正月早々いろんなことがありすぎて、辛くなるようなニュースに心が痛み、通常の生活のありがたさが身にしみている。そして、健康に気をつけ、みんな仲良く、笑顔で暮らしていけるようにと願っている。

明けましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。

12月27日に長男家族が帰省し、29日の深夜に次男が帰省して、今は7人の大家族。忙しいけれど、喜んでくれる人がいると、何をするにもやりがいがあって楽しい。

 

細々と続けている拙いブログだけれど、本年もよろしくお願いいたします。