えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

最近のいろいろ

前回ブログを更新してからもう1週間近く経ってしまった。

その間、いろんなことがあり、毎日「今日はこのことを書いておこう」と思うのだけれど、それまでは家にいる日は必ず昼寝をしていた夫が昼寝をしなくなったこともあり、夜のなると気持ちが疲れ、こたつでダラダラと過ごしてしまう毎日だった。

 

今年は早くから寒さが厳しくなったためか、近くでジョウビタキツグミを見たという話を聞く。私も、例年だったら年明けにしか我家の辺りに来ないメジロを毎日のように見ている。写真は撮れなかったけれど、実際に我家のキンカンの木にも遊びに来た。だから、月曜日から金曜日までの毎日、何かしらのゴミ出しに行く時に公園の中を横切り小鳥たちを眺めるのが楽しみになった。

 

他にも、時間を見つけて美術館へ市民展と東海大土偶展を見に行った。 

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土偶展は2か月近くやっていたのにやっと行くことができた。市民展は毎年夫と出かけていたのだけれど、今回は一人で観に行ったので土偶展をゆっくり見ることができた。

そして帰り道、小鳥に会えるかもしれないと思いながら公園内をぐるっと散歩した。残念ながら小鳥たちは高い木の上の方にいて姿を見ることはできなかったけれど。

 

年末には子どもたち家族が帰省するというのに片付けもまだしていない。

金曜日は午前中に訪問リハビリがあり、午後からは1か月1度の歯科受診。その上、床屋さんにも行った。掃除はできなくてもさっぱりした夫の頭を見たら「これでお正月が来る」とホッとした。水曜日には私自身も美容院に行き、さっぱりしてきた。

 

年賀状を書いて投函した。柚子をいただいたのでお礼状も書いた。お歳暮が届き、そのお礼状も書いた。年賀状もお礼状も絵を描いたのは夫だけれど。

 

手作り展にも行った。2か所も。忙しい、忙しいと言いながら。

 

子どもたちが帰省するまでにあと1週間もない。明日もどうしてもの用事があり遠くまで出かけなければならない。正月の準備もしたいし、焦ってしまうけれど。

夫がデイケアに行くのは明日を含めあと3日だけ。焦っても仕方がないと思いながらも年末はいつも気持ちが急いてしまう。今日が明日になるだけなのに。

 

それでも、気持ちよくお正月を迎えたい。そう思いながらも、掃除は掃除機をかけるだけで済ませてしまおうかと思い始めている。

ついつい愚痴が出てしまう

夫が訪問リハビリを受け始めて6年と8か月。あれほど私のお気に入りだった訪問リハビリだけど最近はちょっとストレスになっている。 

初めの5年間ぐらいは訪問リハビリにかなり助けられてきた。と思っているし、今のようなストレスは全くなかった。3人の理学療法士さんが初めから5年目ぐらいまではずっと変わらずに受け持ってくれていたので夫のことをよく分かってくれていた。と感じられた。それにリハビリの技術はもちろんのこと、夫にも私にもよくわかるようにきちんと説明をしながらリハビリを進めてくれた。

それが5年を過ぎた頃に3人とも交代になり、ここ2年弱の間に7人の理学療法士さんへと次々と変わった。そして今は一番の新人の理学療法士さんが一人だけ。もちろん情報は申し送りされているはずだけれど、はじめのころのことや今までの経過は多分知らない。と感じる。それに言ってはいけないことかもしれないけれど、技術的にもかなり違うと感じる。資格を持って働いているプロには違いないけれど。まあ、私がストレスに感じてしまうのは技術的なこと以前の問題も多いのだと思う。知識と技術と生活感が伴っていないと感じてしまうので。

 

この間、夫に「訪問リハビリをやめてデイケアをもう一日増やさない?」と言ってみた。すると、夫は首を横に振った。私も本気で聞いたわけではなく、ちょっとイライラしてしまったものだから。

 

愚痴を言っていても仕方がない。ハビリを受けられることはそれだけでもありがたいことなのだから。そう思うけれど、明日もまた愚痴が出てしまいそうだ。話せない夫にしか言わないけれど。

水仙と弟と気忙しい日々、そして訪問リハビリのこと

1週間ぐらい前から庭の水仙が咲き始めた。 

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小菊が終わり、寂しくなった庭がちょっとだけ明るくなった。この間うち、かなり寒かったせいか今年はいつもの年よりだいぶ早く咲き始めたような気がする。 

 

これは水仙の中でも私が一番好きな水仙だ。きちんと株分けをしたり、手入れをすればもっともっとたくさんの花をつけるだろうけれど、何にもしていないのにこれだけ咲いてくれれば十分にうれしい。

 

12月に入って、気忙しい日が続いている。

子どもたちが帰省する前にやっておきたいことが山ほどあるというのにやっておかなけれなならないことはほとんど何も手に着かず「何をやっているんだろう、わたし」と自分自身に呆れている。

 

今日は弟の命日だった。

夫がデイケアに出かけると1時間ほど庭仕事をし、そのあとお墓参りに行ってきた。

弟が亡くなる前、長いこと会っていなかった。それなのにあっけなく逝ってしまった。だから未だに信じられないでいる。今にも「おねえちゃん、元気にしてる?」なんて電話がかかってくるような気がする。いくつになっても弟というのはかわいいものなのだから先になんか逝ってほしくなかった。

 

4月に訪問リハビリの施設が変更になった。当然、担当の理学療法士さんも変わった。その変わったばかりの理学療法士さんのうちの一人が訪問ルートの関係でまた変更になった。今度の担当者は施設では一番の若手らしい。他で会ったなら爽やかないい青年だと思うだろう。だけど、担当者の技術的な面を考えると仕方がないことだけれどかなりレベルダウンしてしまったような気がする。はじめの5年間を担当してくれたYさんが特別に良すぎたからそんな風に思うのかもしれないけれど。

 

この間まで青かったキンカンもすっかり色づいた。

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彼も、初めての時より2回目の方が、2回目より3回目の方がと、回数を重ねるたびに良くなってきた。それでもまだまだだ。資格を持ったプロに対してそんな言葉は失礼だけど。大きな気持ちで成長を待つしかない。

モノが壊れると困る

一昨年の12月、お風呂のリモコンが壊れた。

寒い時期でもあるし、年末には子どもたちが帰省する予定でもあったのですぐに修理を依頼した。ボイラー本体の故障だったら数十万の出費になると覚悟していたけれどリモコンの故障で済んだのでホッとした。でも、浴室側と洗面所側の2か所のリモコンを交換して2万5000円ぐらいかかったように記憶している。

 

昨年の12月、離れのトイレが水漏れした。

普段は滅多に離れのトイレを使うことはないけれど、年末には息子たちが帰省する予定だったし、帰省した時には必ずそこを使うのですぐに修理を依頼した。その時、修理に来てくれた業者の人から便座本体を交換しなけれなならないかもしれないと言われ覚悟した。だけど、部品交換だけで済んだのでホッとした。それでも1万円の出費だった。

 

数日前、夫が寝てからトイレを使った。で、ウォシュレット使いお湯を止めようとリモコンの「止」のスイッチを押した。ところがお湯が止まらない。焦って何度も押してみたけれど何度押しても止まらない。そのうちお湯が冷たい水に変わり、当たっている部分が痛くなってきた。立つわけにもいかず、どこから水が入ってくるかをたどってみたら壁に取り付けたボタンのようなものがあるのを発見した。で、そこを押してみたらやっと水は止まりホッとした。

トイレの水は流れるし、暖房便座も正常だ。リモコンもウォシュレットの「止」の部分だけがダメになっているようだった。私だけならそのままにしておいてもいいのだけれど、夫が使うと大変だと思い、説明はしたけれど、夫が触らないようにとリモコンに紙を被せておいた。それなのに高次脳機能障害がある夫は被せてある紙を外し、ウォシュレットのスイッチを押してしまった。で、当然のことながらお湯が止まらなくなりブザーで私を呼んだ。まあ、想定内の出来事だったので前夜のように壁のスイッチを押し水を止めた。

今度もリモコンの交換だけで済むだろうかと心配だったけれど、年末には息子たちが帰省するしこのままにしておくわけにもいかず、修理を依頼した。

 

業者の人はその日のうちに見に来てくれ、あちこち点検してくれた。で、結果は何とリモコンの電池切れだった。何だかホッとするやら、申し訳ないやら、恥ずかしいやら・・・

訪問料金の2500円+消費税の2700円はかかったけれどそれだけで済んで本当によかったと思う。でも、電池切れに気づいていればそれも必要なかったのだけれど。

 

年金生活者にとって通常の生活費以外の出費は痛い。大きなモノが壊れると本当に困ってしまう。それでも形あるものは必ず壊れる時が来る。それを覚悟しながら生活を考えないといけないのだろう。質素倹約に努め、その時に備えることにしないと。

木曜日のこと

先週の木曜日、いつものように夫をデイケアに送り出し、1時間ぐらい庭仕事をした後、銀行、買い物など等、外回りの用足しに出かけた。

最後に寄ったのはいつものスーパー。

私が一番よく行くそのスーパーは正面にも駐車場があるけれど広い幹線道路を挟んだ南側にも、一般道を挟んだ北側にも駐車場がある。

その日、私は幹線道路から正面の駐車場に入ろうと入口まであと少しのところを走っていた。私の前には車が3台、流れに乗って法定速度以内のスピードで連なって。すると、一番前を走っていた車がスーパーの入り口でお巡りさんに止められた。入口の少し前には横断歩道があり、歩行者保護違反のようだった。反則切符を切られた方は助手席にお年寄りを乗せた多分5、60代の女性だった。何とも気の毒な気がしてならなかった。そして、私が駐車している間にも2台の車が止められた。

確かに、自動車教習所では「横断歩道に人が立っていたら止まるように」と教えられた。だから歩行者保護違反だと言われても反論のしようがない。だけど、大通りだったり、反対車線の方に立っている場合だったり、場合によっては通り過ぎた方がいい場合もあるように思う。とはいえ、お巡りさんからすれば歩行者保護違反には違いない。だから仕方がないことだと思う。思うけれど、極々普通に安全運転しているように見えただけに複雑な思いがいつまでも残った。

それに、取り締まりがあった数日前、池上彰さんの番組で「反則切符はノルマがあるって本当ですか」という質問があった。それに対して池上さんは「本当です」という表現ではなかったけれど「反則金の額はあらかじめ国の予算で組まれているから額が少なければ取り締まりが増えるかも・・・」と言っていた。だから余計に反則切符を切られた人たちのことが違反には違いなくても気の毒でならなかった。もちろん、スマホをしながらの運転やスピードを出している車、信号待ちしていて青に変わった時、直進車より先に右折する対向車など等、安全を無視する車が取り締まりにあったのならそんな気持ちにはならないと思う。今年に入ってからそこで止められている車を私は何度か見たけれど、そのどの人も普通に運転していたように見えたから。まあ、確証はないし、違反には違いないのだけれど。

 

人のこととはいえ、気分が沈んでしまいそうだったので時々行く公園へ寄り、しばらく散歩してから帰ることにした。

 

イチョウがきれいだ。

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若い女性が二人、カバンを地面に置き、そこにスマホを立て、落ち葉をすくい上げ、空に向かって散らし、楽しそうに写真を撮っていた。

楽しそうな二人を眺めながら歩いたら何だか私まで明るい気持ちになってきた。

 

そして、イチョウ並木の左手奥にある水神池の周りを散歩した。

サギを眺め・・・

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カモとカモメだろうか。f:id:emukobb:20171130153613j:plain

あとは写真はないけど、モズやセキレイぐらいしかいなかった。

それでも鳥を見て、紅葉を眺めながらの散歩は自然と心が落ち着いてくる。

歩きたいと思ってもなかなか時間が取れないけれど、これからも時々は散歩に出よう思う。

怒り虫の日

自分で言うのもなんだけれど、感情の起伏は激しい方ではないし、気分のむらもない方だと思う。もちろん、たまには腹を立てることはあるけれど。

それが昨日は、疲れていたのか、数日間の思わぬ出来事のせいか、虫の居所が悪かったのか、いつもだったら腹を立てるほどのことでもないのにイライラが募り、ついに爆発してしまった。

気の毒に、その被害者は夫。当たり散らされ、悪態を吐かれ、私が悪いと分かっていても、自己嫌悪に陥っても、もう止まらなかった。

夫はというと、当たり散らされても、悪態を吐かれても怒ることもせず、鼻で笑いとばし呆れ顔。逃げ出すこともできずに本当に悪いと思う。

 

一晩寝て、起きたら気持ちはかなり落ち着いていた。

夫をデイケアに送りだし、庭の小菊のかたづけを始め、剪定ばさみで1時間ほど小菊の枝をチョキチョキ切り、ゴミ袋に入れていたらすっかり気持ちは落ち着いた。

 

そんな時、高校時代の友人からお茶のお誘い。

で、一緒に喫茶店でおしゃべりを楽しんだ。

愚痴を言うわけでもなく、ただただ何気ないおしゃべりをするだけで気持ちが落ち着くありがたい友人だ。もちろん、愚痴だって何だって聞いてくれるけれど。

2時間ぐらいおしゃべりしたらすっかり明るい気持ちに戻っていた。

 

そして、デイケアからの帰宅する夫を普段通り迎え、昨日は何もなかったかのように過ごすわたし。心の中で「昨日はごめんなさい」と言いながら。

 

「怒ると自分の身体を痛めるから怒っちゃだめだよ」という父の言葉を思い出し、今はなんであんなに怒ってしまったんだろうと反省しきりだ。

知らないうちに直っていた

昨年6月にパソコンを購入した。

それまで使っていたのはWindows7。だったけれど、その前年の10月初めにWindows10にバージョンアップした。だから10の評判は今一つだったけれど迷うことなくWindows10にした。

 

Windows10にはInternet ExplorerMicrosoft Edgeの2つのブラウザが入っていた。「なんでインターネットのマークが2つもあるんだろう」と思いながら両方とも開いてみた。片方はそれまで使っていたExplorer。もう一つはそれまでとは違うEdge。何がどう違うのかよくわからなかったけれど両方を見比べてみるとEdgeの方がちょっとデザインがすっきりしていたのでそちらを使うようになった。

 

数日間は 何の問題もなく満足して使っていた。ところが生協の注文をするためウェブカタログを開こうとすると「Flashplayerの〇〇以上がインストールされているかJavaScriptを有効にする必要がある」と表示されカタログが開けない。試行錯誤しなが確認するとflashplayerはインストールされているしJavaScriptは有効になっている。それなのに開けなかった。いろいろ調べても分からず「ひょっとしたら・・・」と思いながらExplorerを開いてみると何の問題もなくウェブカタログは開け無事に注文することができた。

それ以来、生協の注文だけはExplorerを使い、他はEdgeを使っていた。すべてEdgeにしなかったのは生協以外は問題なかったこと、いつも訪問しているブログやサイトをEdgeのお気に入りに入れていたため再度Explorerのお気に入りに入れ直すのが面倒だったため。

 

今回、コメントが入力できなくなったことを前回の記事に書いた。

コメントを入力しようとするとWebが中断されてしまうという障害で気づいたのだけれど、思い起こすとはじめは一時的にネットに繋がらないという事態に陥っていた。

いつものようにブラウザを立ち上げようとEdgeをクリックしたのだけれどネットワークのアイコンにバッテンがついたのだ。すぐにモデムやWi-Fiを確認したけど機械のランプは正常だった。しばらく試行錯誤しながらPCの設定を確認したりしていたらネットには繋がるようになった。ということはプロバイダーの障害ではなさそうだし、PCの設定にも問題はなさそうだった。

だけど、スクロールすると中断され「ウェブの回復」という表示をクリックすると繋がるけれど、また同じ作業で切断するという繰り返し。ブログのコメント欄は開いて文字入力をしようとすると中断。記事を書くときも何度も中断と回復の繰り返しだった。「これはきっとはてなの障害だろう」と思い始めたころ(はてなさんごめんなさい)今度はYouTubeを開こうとすると応答なしになる事態が発生。もうわけがわからなくてPCを立ち上げる気も失せ始めていた。

 

そんな状態が何日か続きちょっと嫌気がさし始めた頃、生協の注文日が来た。

それで前述のことを思い出し、Explorerでブログを開いてみた。すると何の障害もなくコメント欄も入力できるし、YouTubeも閲覧できた。ということはEdgeだったのかもしれない。

 

そういえば・・・

違うのかもしれないけれど、思い当たることがある。

調子が悪くなる少し前にMicrosoftだかWindowsのupdateを行ったのだ。

「ひょっとしたら原因はそれかもしれない」と思い、ちょっと面倒だったけれどいつもの訪問先をExplorerのお気に入りに入れ、それからはそちらを使うようにした。

 

この話には続きあって、土曜日にいつもの習性でEdgeを開いていた。

それに気づかずブログのコメント欄を開き、普通に入力し終わった。そのあとでedgeだったと気づいたのだ。コメントが入力できるようになっている。それではとYouTubeを見ると難なく閲覧もできる。スクロールしてもなにをしても切断されない。

何と、何もしてないのにいつの間にか直っていたのだ。

 

未だ何が悪かったのかはっきりした原因は分かっていない。生協のウェブカタログだけは未だにEdgeでは開けないけれど、他はどちらも使えるようにはなった。だけど今回のことを考えるとこれからはどちらを使おうかと考えてしまう。

 

昨夜、よんばばさんの「ネットにつながらない」という記事を読んだ。

yonnbaba.hatenablog.com

私の場合はこんな具合だったけれどPCに振り回された1週間はよんばばさんと同じようなことを考えていた。

そして、ブログにコメントを書こうと思ったけれど長くなりそうだったので早く原因が分かり、問題なく使えるようになることを願いながらこんな記事を書いてみた。