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えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

義母を偲んで

今日は義母の誕生日です。

といっても、義母は去年の5月7日に夫の退院を見届けたように黄泉の国に旅立ってしまったのですが・・・

亡くなった人の年齢を数えても仕方がないのですが、生きていれば97歳になるのですよ。まあ、大往生だったのでしょうね。

 

義母は義父と結婚して3男1女(姉・兄・夫・弟)を授かり、義父の両親を見送り、長男を事故で亡くし、連れ合いを見送り・・・

長男を亡くしたことは誤算であり、とっても悲しい出来事だったと思うけど、後の人生はおおむね幸せだったんじゃないかと、えむこは思っているのです。

何故かというと、長女は自転車で10分足らずの所に嫁いでいるし、3男は歩いても5分程度の所に住んでいて、2人とも、時々、義母に顔を見せに来てくれていたからね。

それに何よりも、同居の二男であるえむこの夫はものすごく親孝行息子だったから・・・

義母の晩年は、自営業の夫が時間を工面しながら、食事の世話から下の世話まで、何でもかんでも、一手に引き受けてやってあげていたのですよ。

そんな子どもたちに日常的に囲まれていたのだから、えむこは「義母が幸せでないはずはない」と思っているのです。

 

義母は人付き合いは苦手だったけど、優しい人でね。

義母の口から人の悪口や文句や愚痴みたいなことは聞いたことがないのですよ。

そして、料理も好きだったみたい。70代ぐらいまでは新聞やテレビを観ては新しい料理にも挑戦していたぐらいだから・・・

それから、きれい好きでもあったな~。

花が好きで、庭仕事も大好き。庭には1㎝ぐらいの草だって1本もないぐらいだったのですよ。

だから、我家を訪れる人の第一声は「きれいな庭ですね~」だったのです。

えむこは若い頃「きれいな庭」と言われても、「雑然としているだけなのに・・・」と思っていたのね。

でも今は、草1本も生えてない庭なんて、そうそうあるもんじゃあないので、「やっぱり、すごくきれいな庭だったんだ」と思っているのです。

 

ただ、義母が亡くなる前の約7か月間は、止むを得ない状況だったとはいえ、随分悲しい思いや、寂しい思いをさせてしまったと悔やまれるのです。

夫が脳出血で倒れても、すぐにえむこが仕事をやめるわけにはいかなかったから・・・

義母には、初めショートステイを利用してもらったのね。そして、在宅日は姉とえむこで介護をして・・・

そして、2か月ちょっと経った12月9日に老人介護施設に入所してもらったのです。でも、すぐに発熱してしまったので関連病院に入院する事になって・・・

そんな時ですら、義母は一言の愚痴も言わなかったのですよ。それどころか、「不自由かけてごめんね」と言うえむこに対して「大丈夫だよ。それよりえむこさんも大変だね~」と私をねぎらってくれたのです。

ホントに優しくていい義母だったな~。

今朝は仏壇にお線香をあげながら、いろんなことを思い出して、義母を偲んでいたのです。