えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

今日は夫の訪問リハビリ

夫は65歳以下だけれど、脳出血で障害が残ってしまったので介護保険サービスを受けることができるのです。
介護認定は「要介護3」、もちろん障害認定も受けていて「身体障害1級」なのです。
だから障害福祉サービスも受けることができるけれど、40歳以上の人は障害福祉サービスより介護保険制度の方が優先されるのです。
それで現在は介護保険デイケア(通所リハビリ)と訪問リハビリのサービスを受けています。

訪問リハビリは週3回。
火・金・土にK病院のPT(理学療法士)3人が交代で来てくれます。

時間は1単位20分で1日2単位の40分。
だけど、リハビリ前に体温測って、血圧測って、脈拍測って、血中酸素濃度を測って、記録して・・・ それからリハビリ開始なので、実質30分ぐらいのリハビリです。
もっと、もっと、リハビリしてほしいけれど、こればっかりは法律の壁があるから仕方がないのです。

訪問リハビリは私も夫もとっても満足しています。
来てくれるPTが3人ともすごく感じのいいということもあるけれど、私もPTの傍でリハビリの様子をずっと見学できるから。
ストレッチの方法とか歩行訓練の介助方法とか、1日のリハビリの組み立てとか・・・ 
分からないことにはその場ですぐに答えてくれるし、相談にも乗ってくれる。
それに何よりいい点は夫や私が生活する上で困ること、できるようにしたいことに対してリハビリを進めてくれることでしょうか。

例えば。夫は自宅の風呂には入れない。だけど、私としては「夏の間ぐらいはシャワー浴ができないだろうか?」と考える。
それをPTに相談すると「どうすれば我家の環境下でシャワー浴ができるのか」を考えてくれ、リハビリに組み込んでくれるのです。それで、今はできるようになったのです。
シャワーチェアーを購入する時にも一緒に検討してくれたし、それから歩行訓練も今は4点杖で縁側を往復訓練しているけれど、夫は高次脳機能障害があるので縁側でうまく歩行できても違う所では全然ダメってこともあるのです。
だから、時々はベッドから居間までにしたり、ベッドから台所までにしたりと、私の希望を叶えてくれるのです。

ケアマネがお勧めの訪問リハビリだったけれど、「訪問リハビリ、ホント良かった」と思っているのです。