えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

年賀状その3

もうだいぶ前のことになりますが、誰かの個展のことを調べている時に、たまたまヒットしたブログがありました。

その名も「作品展に行こう!」というブログで、えむこの住む地方の作品展の案内を毎日紹介しているのです。

えむこはいつも読み逃げですが、お気に入りに入れて毎日楽しみに読ませてもらっているのです。

そこに昨日、田原市の珈琲本舗いとう屋さんで「2013年『とっておきの年賀状展』1月10日~1月31日迄開催」と、紹介してありました。

日本画家、書家、インテリア書、チタンアート・ロウ彩画等々・・・

夫が元気な頃なら「行ってみるか・・・」と夫の方から絶対にえむこを誘うと思うけど、今はえむこが誘っても夫は首を縦には振らないのです。

中の写真もアップしてあり、えむこは「観に行きたいな~」と思ったけど、その喫茶店は入口の所が2段ぐらいの階段になっていたので、今の夫には「ちょっとハードルが高いかな~」と諦めました。

 

我家に来る年賀状も20年ぐらい前にはまだステキな年賀状がいっぱいありました。

書のもの、手書きの絵、版画、プリントゴッコ等々・・・

夫の友人も絵が好きな人がたくさんいたから、年賀状はすごく楽しみでした。でも、今ではほとんどが印刷かPCで作成したものになってしまいましたね。

まあ、それはそれで1年の初めのご挨拶だからいいんですけど・・・

 

今年はその中の1枚がとっても嬉しい年賀状だったのです。

これは長男たちからの年賀状です。

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長男たちは毎年帰省するのですが、年賀状も必ずくれるのです。

今までは人文字の写真だったりしたのですが、今年は長男のパートナーのN子さんが描いた孫たちの絵です。

毎年、2人で一生懸命考えて作っているのがよく分かる年賀状で、なんだか2人の楽しそうな会話まで目に浮かんでくるような気がします。

この絵、やさしい絵でしょ。

N子さんは子どもの頃に大和絵を習っていたそうです。結婚してからはパステルやアクリルで絵を描いていたけど、最近は色鉛筆だろうか、子どもたちのこうした絵を描いているのです。

えむこはこの絵本の一頁のようなN子さんのやさしい絵が大好きなんですよね。

それだけでも嬉しいのに、いつも2人からのコメントも書いてあるのです。

長男からは「いつか〇〇に来られるといいね」と書いてありました。

長男家族は転勤で関東に戻って1年が経ちます。夫が倒れてからの転勤なので、えむこたちは長男の家にまだ1度も行ったことがないのです。親だから1度ぐらいは行ってみたいよね。

だから、えむこは「夫と一緒に長男の家に行くこと」を今年の目標の一つにしているのですよ。車か新幹線で・・・

頑張れば行けるかな~