えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

警察からの電話

この間の日曜日のことです。

電話が鳴ったので出ると「○○警察のKと言います。ちょっとお聞きしたいのですが、110日の午前910分ぐらいに県道○○線の道路を通りませんでしたか?」と。警察からの電話でした。

警察と聞いただけで「えっ、警察? 何かあった???」と、えむこの心臓はドキドキ鼓動を打ち始め、体からは血の気が引き始めました。

もちろんえむこはどこにも行っていないので、そう答えましたけど・・・

でも、どうしてえむこに聞いたのかが気になったので、その理由を聞いてみました。すると、その時間にその道路で車同士の接触事故があり、接触事故を起こした運転手が「今忙しいから・・・」と言って逃げてしまったらしく、その捜査だというのです。そして、逃げた車の主を探していてえむこが浮上したということでした。

でも、よくよく聞くと、車はえむこ名義だけど長男が乗っている車だったのです。(何でえむこ名義の車に長男が乗っているかは説明すると長くなるのでまたの機会に)

えむこが乗っている車は白のごく普通の大衆車だけど、長男の車は青というか群青色で、そんなに多い車種ではないのです。

だから、同一車種・同一色の持ち主全員を対象に捜査をしていたのでしょうね。

 

正月に帰省していた長男たちは12日に関東の自宅に帰り、110日は帰省するとは聞いていないから、警察にはそう答えたものの、県道○○線は彼女の実家近くなのです。

2人とも、事故を起こして逃げてしまうような人間ではないことは確かだけど、それでも、えむこの心臓はドキドキバクバク・・・

一応、長男に電話で確認してみることにしました。

警察の人は「電話番号を教えてくれれば・・・」と言ったけど、こんな時代だから警察と名乗られても長男の電話番号をむやみに教えるわけにはいきません。

「息子に確認してみますけど、警察の方ですよね? こんな時代なので・・・」と、えむこ。すると、相手の方は「そうですね。聞いていただいて、折り返し○○の番号へ電話していただけますか? 受付が出ますので・・・」と。

結果は帰ってきてなかったので接触したのは我が家の車でないことは確実でした。

でも、何でだろうね。警察からの電話というだけで、悪いこともしていないのに心臓がドキドキバクバクしちゃうなんて・・・

長男は電話口で「帰ってないし、僕たちではあり得ないから大丈夫だよ」と言いながら、ハッハッハッと高笑い。

えむこはせっかく長男の所に電話したのに、そのことだけ聞いて切ってしまいました。「もっと話がしたかったな~」なんて後で思ったけど、その時はね・・・

折り返し、指定の番号に電話をかけたら警察に間違いはなかったけど、いつまでもえむこの精神は不安定状態が続きました。

その後、どうなったのかえむこは知る由もないし、警察も報告の義務なんてもちろんないから分からないけど「どうなったんだろう」なんて、気になりますよね。

ドキドキさせたんだから「解決しました」ぐらい言ってくれてもいいんじゃないのかなあ。