えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

夫が昼寝中にコンビニへ

夫がデイケアの日以外はえむこは基本的には外出しないようにしています。

何故かというと、夫が退院して6か月間はデイケアに行ってなかったので、1週間に1回ぐらい、夫の状態をみて一番近いスーパーに買物に行っていました。30分から1時間ぐらいしか家を離れることはなかったけれど、それでも、その間に2回程転倒していたからなのです。

1回はトイレに行きたくなったみたいで、帰ってきたらトイレで転倒し動けなくなっていました。2回目はベッドから車いすに移動しようとして転倒してしまったのです。

幸い骨折も外傷もなかったからよかったけど、右半身マヒの夫を床から起こしベッドや車いすに移動させるのはえむこ一人では至難の業なのです。身長も体重もえむこよりかなり勝っているからね。

今ではデイケアに行くようになったので、用事はその日に済ませるようにしています。でも、どうしてもの用事がある時には夫がいる日でも出かけることがあるのです。1か月に1~2回、しかもホントに短時間ではあるのですが・・・

そんな時は、まずは夫に「一緒に行く?」と聞いてみます。夫が一緒に行ってくれれば問題はないのですが、大抵は首を横に振って行かないというのです。

それで、夫が起きている時に出かける時には夫がトイレを済ませてから30分~せいぜい1時間までを目安に出かけます。

大体は銀行のキャッシュコーナーや郵便局ぐらいなので、そのぐらいの時間で十分に用足しができるのです。

実際にはお昼寝している間に出かけることの方が多いのですが、その時も1時間30分までと自分で時間を決め、寝る前に「〇〇に行ってくるからね」と夫に伝えてから出かけています。

でも、実は寝ている時に出かける方が心配なのですよ。出かけている間に電話が鳴ると起きてしまうし、玄関チャイムが鳴っても起きてしまうので・・・

起きてもそのままベッドでじっとしていてくれればいいけれど、やっぱり起きたくなるから、転倒のリスクは高まるのです。

電話を外し、玄関チャイムを押せないように紙でも貼って出かければいいけど、そこまではね・・・

そんな心配をしながら出かけているのに、今日は夫に何も言わず、お昼寝中に近くのコンビニまで行ってしまいました。

どうしてもの用事でもなく、ただ無性にお菓子が食べたくなったからだけなのです。

コンビニは車なら数分の所だけど、何だか罪悪感を感じてしまいました。それで、夫が目覚めた時に一緒に食べようと大福もちも買ってきましたよ。

えむこはあんまりコンビニには行かないけど、最近のコンビニのお菓子っていいですね。ファンになりそうなぐらいです。

まあ、すぐには帰ってきたとはいえ、何事もなく夫はしっかり眠っていたので「あ~よかった・・・」と一安心。

多分、夫が言葉を話すことができれば、ここまでは心配しないと思うんだけどね。

それより、一緒に出かけるようになればもっといいか・・・