えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

停電が終わった

今日は近くの電柱工事のため13時30分から16時まで停電でした。

停電予告があってから、今日のことばかりが頭から離れませんでした。「月・木の夫がデイケアの日だったら良かったのに」とか「夫が元気だったらその時間は2人でどこかに出かけたのになあ」なんて、考えても仕方がないことまで考えてしまうのです。

たかが2時間半のことなのにと思うけれど、電気が止まるということは今のえむこにとっては大変なことなのです。

それで、いろいろ考えました。

冷蔵庫はこの時期だから開けなければ大丈夫。炊飯器も洗濯機も掃除機も時間的に問題なし。照明は外の明かりで我慢しましょう。

だけど暖房。電気が止まればエアコンも石油ファンヒーターも使えません。でも、母がなくなる1前年ぐらい前に夫の姉からもらった石油ストーブが箱に入ったまま押し入れにあることを思い出したので、それを出して準備しておきました。

夫は1時~1時40分まで訪問リハビリ。終りがけの10分間は明りもエアコンも止まってしまうけど、石油ストーブを点けておけば支障はないと思います。

リハビリが終わってからは、ベッドで横になっててもらえば寒さはしのげるでしょう。いつもだったらお昼寝の時間だから16時ぐらいまでは寝ると思うけど・・・

問題はえむこです。夫を1人にして外出するわけにはいかないので、夫のリハビリが終わったら「新聞や本を読もう」と思っていました。

 

そして今日。

お天気は灰色の雲が立ちこめ、外は今にも雨が降り出しそうです。雨でも工事はするとの通知があったので「あ~」とため息が出てきそうです。幸い、風はないので冷たくて我慢できないほどの気温ではないけれど、家の中ではやっぱり寒いのですよね。

昼にはPCをシャットダウンし、1時25分にはエアコンのスイッチも切りました。

リハビリ中に照明が消え、薄暗い中でリハビリを終えました。

夫はその後、予定通りお昼寝です。

えむこはしばらく新聞を読んでいたけれど、外が暗いのでとても読めたものではありません。

トイレに入れば便座が冷たくて悲鳴をあげそうだし・・・

テレビもビデオもPCも使えないので、庭に出て草取りをすることにしたのです。冬とはいえ、草の生命力は大したものですね。しっかりと根を張っているのですから。しばらく草取りをしていたら、だんだん気持ちがのってきて、夢中になってしまいました。まあ最近、庭が気になっていたからね。

45㍑のゴミ袋1杯になった頃、雨がパラパラ・・・

庭仕事もできないのかと諦めて、洗濯物を取り込み、ふと時間を見たら、もう15時50分ぐらいになっていました。

えむこがガタガタしたので夫も目覚めてしまいましたけどね。

それでも10分程度のこと。すぐに明かりがつき、エアコンを点け・・・

トイレはちゃんと暖房便座になっていたし、もう感激です。

当たり前に使っていた電気だけど、今日はホントに有難いものだと思いを新たにした1日でしたね。