えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

なんたって湯たんぽ

この寒い時期、夕食を済ませると、片づけをしながら湯たんぽを3個準備するのがえむこの日課です。

そして、まず3個とも夫のベッドの足元に入れ、布団を温めておきます。そして、夫がベッドに入った後、1個はえむこの布団に移します。夫は左右の足元に1個づつ入れているのですよ。

 

えむこが小学校の低学年の頃、母がよく湯たんぽを入れてくれました。その頃は陶器の湯たんぽだったり、ブリキの湯たんぽでしたね。どちらも、初めは熱いぐらいでも、明け方にはもう冷めて温かくないのです。その点、今のプラスティックの湯たんぽはいいですよ。朝になってもまだまだ十分に温かいですから・・・

 

夫はパジャマに着替える時、かわいそうなぐらい足が冷たくなっています。冷たくて、冷たくて、大腿部から足先まで紫色になるぐらい冷え切っているのです。エアコンの効いた部屋で足元にはひざ掛けを掛けて過ごしているのですが・・・

就寝前にお風呂に入って体を芯から温めることができればいいけれど、自宅のお風呂は狭いし深いから、車いすの生活になってからは入ることができないのです。

でも、湯たんぽはすごいですよ。

足が冷たいとなかなか眠れないけれど、湯たんぽでお布団を温めておくとすぐに足も温まり、ぐっすりと眠ることができるのです。

それに、夜中にトイレで起きた時も、用足しが済めばまたすぐに眠ることができるのです。

夫ばかりではなく、えむこも同じなんですよね。寝る直前にお風呂に入ればいいけれど、かなり前に入るので、寝る頃には足が冷たくなってしまいます。でも、湯たんぽが入っていると、すぐに足が温まり、その優しい温かさでぐっすりと眠ることができるのです。

以前、電気毛布を使ったことがあるけれど、その時は口が渇いてよく眠れなかったのです。

だから、えむこも夫も湯たんぽが一番いいのです。

3㍑のやかんいっぱいのお湯を3回も沸かすのはちょっと面倒臭い時もあるけれど、それでも優しい温かさでぐっすり眠れることには変えられません。

今日ももちろん3個つくりましたよ。なんたって湯たんぽは最高ですから・・・

低温やけどにだけは気をつけながら、今日も湯たんぽに身も心も温めてもらいます。