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えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

夫の携帯電話

夫のベッドの枕元には常にコールボタンと携帯電話が置いてあります。

夫が脳出血で倒れてからもうすぐ2年と6ヶ月。4月5日がくると退院後2年になります。

夫は右半身マヒの他、ありとあらゆる高次脳機能障害が残り、話すこともできません。

でも、夫の携帯電話はまだ解約することなく、そのままにしてあります。今でも話すことはできないけれど・・・

殆ど使わない携帯電話に毎月1500円弱とはいえ、何だかもったいないような気がして、何度も解約しようと思いました。だけど、退院時には僅かな期待もあって解約はできませんでした。それに、解約したら、夫はもう絶対にしゃべれない、電話も使えるようにならないと認めるようで嫌だったのです。

でも、今はえむこへの連絡用に使えないかと思っているのです。

例えば、夫が母屋でお昼寝中にえむこが離れ屋にいても、目覚めたら携帯電話を鳴らして知らせるとか、夫を置いてどうしても出かける用事がある時、何かあったら携帯電話を鳴らすというように・・・

 

夫は入院中にはナースコールが押せませんでした。でも、退院してどのぐらいしてからだったでしょうか、訓練するうちにコールボタンが押せるようになりました。

これは押せるように訓練した時の記事です。そしてその頃、離れ屋にいても聞こえる機種に変更しようと思っていました。

http://emukobb.hatenablog.com/entry/2012/12/07/234248

今使っているコールボタンはせいぜい庭先までしか聞こえないのです。かといって、離れ屋まで聞こえる機種は我家にとってはかなり高価な代物です。

夫がデイケアの日以外はえむこが長時間離れ屋に行かなければすむことだからと、買うのを迷っていたのです。

でも、携帯電話が使えるようになれば、コールの機種を高価なものに変更する必要はないのです。

携帯電話には短縮ダイヤル機能があるのですね。今まで使ったことはなかったけれど・・・

昨年、二男が帰省した時に、夫の携帯電話からえむこの携帯電話に短縮ダイヤルでつながるようにしてくれました。でも、その当時使っていた機種は短縮ダイヤルでも2回ボタンを押さなければならなかったのです。

それで、二男がらくらくホンなら1回ボタンを押せばいいだけだからと、2人にらくらくホンをプレゼントしてくれました。

今度の携帯電話は「1」のボタンを1回長押しするだけでえむこの携帯電話に繋がります。

だけど、高次脳機能障害がある夫にはその長押しすら難しいことなのです。「1」のボタンを押すことはできるけど、長押しせずにすぐに指を離してしまうのです。

それで、コールボタンを押す練習の時のように、夫の指を持って一緒に「1」のボタンを長押しする練習をしているところです。今では時々、自分でも携帯電話を使おうとするので、そんな時はまずしばらく眺めています。たまにはできるけれど、まだまだですね。

だけど、コールボタンが押せるようになったのだから、絶対に携帯電話だってできるようになると、えむこは信じているのです。

それができるようになれば、えむこの行動半径はもう少し広がるし、何よりもったいないなんて思わなくなると思うのです。

だから、今はまだまだだけれど、長い目で見て訓練を続けていこうと思っているのです。