えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

今日はあちこち、いろいろと・・・

今日は夫がデイケアの日です。

えむこの今日の予定は、車の1年半点検のため午前中にディーラーまでいくこと。

点検の時間は約1時間。その間、本を持って行けば待っていられる時間なので、そのつもりでいました。

以前、友人のT子さんにそのことを話した時、T子さんは「残念だなあ。その日は別の仲間たちと1泊旅行に出かける予定なんだ。」と言っていました。でも昨日「出かけるのは15時ぐらいだから付き合うよ。それまでは何にもすることはないから・・・」と電話がありました。

えむこは1人で行くつもりだったけれど、点検は11時頃には終わる予定なので、話し相手に付き合ってもらうことにしました。

ディーラーでは点検を待っている間、コーヒーとかジュースとかお茶とか、好きな飲物をサービスしてくれるので、喫茶店より落着いてゆっくりおしゃべりが楽しめるのです。

点検が終わったのは11時少し過ぎ。ランチには少し早い時間でした。

それで、昨日から穂の国百貨店で開催中の「書家 金澤翔子展 ~神様が舞い降りた書~」にも付き合ってもらうことにして、見に行ってきました。

えむこが金澤翔子さんのことを知ったのはいつ頃のことだったでしょうか・・・

多分、初めての個展を銀座の書廊で開いた後の新聞記事だったと思うから、もう7、8年ぐらい前のことだと思います。

その後、テレビでも「金スマ」や「徹子の部屋」といった番組などで何度も見ました。

その金澤翔子さんが豊橋の百貨店で展覧会を開催すると知って、絶対に行きたいと思っていたのです。

もしも今日行けなかったならば、月曜日には1人でも絶対に行く予定でした。火曜日までしか開催していないのでね。

金澤翔子さんはダウン症で生まれ、5歳の時からお母様に師事して書道を始められたそうです。そして、NHK大河ドラマ平清盛」の題字を書いた方でもあります。

書はテレビの画面を通してみた時もすばらしいと思ったけれど、どの作品もホントにすばらしく感動するものばかりでした。

そして、夫にも見せてあげたいと思い、本とポストカードを買ってきました。ポストカードは8種類売っていたので、全種類と「笑」と「楽」は友人に出そうと思って2枚づつ。

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「楽」という字はとっても楽しそうで、何だか踊っているみたい。「笑」という字は笑顔のよう。「遊」という字は2人で仲良く遊んでいるようです。本にもポストカードにもなかったけれど、展示作品にあった「道」という字は生まれてから今までの道とこれから行くであろう人生という道までを感じるような、とっても素晴らしい字だと思いました。

ご本人もテレビで言っていたと思うけど、お母様が本の中で「この子には書の神が舞い降りると感じたことは、一度や二度ではありません。・・・」と書かれているように、えむこもそんな気がするのです。

土曜日の午後からはトークショーと揮毫があるけれど、それに行けないのが残念です。

 

今日は展覧会を観てから、百貨店の食堂でランチを食べて・・・

その後、T子さんを家まで送り、誘われるままにT子さんの家でまたおしゃべり。

14時頃にはおいとまをして、帰りに実家のお寺によってお墓参り。

一旦家に帰り、買い物がてら昨日いただいた甘夏と白菜をおすそ分けをしようと美容院のJ子さんの所にも行きました。

J子さんはあと少しでお客さんが終了するところだったので、おじゃまにならないように待たせてもらいました。そして「金澤翔子展」の興奮が冷めやらないえむこは、J子さんに本やらポストカードまで見せて、えむこの興奮を聞いてもらいました。

 

今日は予定通り車の点検はできたし、T子さんと一緒に行きたいと思っていた展覧会にも行くことができました。しかもランチも食べたし、お墓参りもできました。

そして、J子さんともおしゃべりができただなんて、今日はなんていい1日だったのでしょう。