えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

片づけをしながら思う

今日は4月も半ばだというのに諏訪地方では雪が降ったとか・・・

ここ東海地方でも寒い、寒い1日でした。

このところ暖かかったり寒かったりと気温の変動が激しいけれど、夫は体調を崩すこともなくデイケアに出かけて行きました。

今日のえむこはいつもの買出しの他には離れの片付けをする予定。子どもたちの帰省までに時間がなくなってきたから「早く片付けなくては・・・」と、ちょっと焦ってきたのです。

ホントは布団も干したかったけれど、今日はお日さまが出たと思ったら、またすぐ曇るようなお天気だったのでそれは諦めて、とにかくものを片付けることに専念しました。

 

脳出血の後遺症で不自由になった夫が生活しやすいようにと、退院前に母屋をリホームすることに決めました。その時、母屋のものを一時的に離れに置きました。そして、夫の退院1か月後に夫の母が亡くなり、その時も片づけるものを一時的に離れに置きました。それらが離れの2階を占領したまま2年が経ってしまいました。

まずは大事なもの、夫の物、えむこの物、家庭の物、その他の物と5つの箱にまずは仕分けて・・・

大事なものは絶対に捨てはいけないもの。夫の物、えむこの物はは処分しようと思えばかなりの物は処分できると思います。家庭の物は電気やガス、水道代、電話代などの領収書が多いのでこれも整理すれば処分してもいいものばかりかもしれません。その他の物は使えるけど使わないかもしれない物や一品寄付に出せるもの等々。

 

以前、整理の達人という人がテレビで書類は全捨て。コード類は全捨て。写真のネガも全捨てと言っていました。そんな風に全てを処分してしまえばかなりすっきりすることでしょうね。えむこだって2年も放って置いた物だから必要ないものだと分かっています。でも、えむこには全捨てなんてできません。特に使えるものは捨てられないでいるのです。

それでも、義母の編み針や編み棒、ヘアーブラシ等など、まず使わないだろうと思うものはかなり頑張って処分しました。えむこも使っていなくてもも編み針や編み棒は持っているからね。

でも、処分する時には心が痛くなってくるのですよね。だって、まだまだ使えるものばかりだから・・・

整理の達人は「今までありがとう」と言って処分すればいいと言っていました。だけど、使うかもしれないという気持ちと、最後まで役割を果たしてあげたいという気持ちが邪魔をして、やっぱり捨てられないのです。「置いておくところがあれば処分することはないよ」と、言う友人もいます。

でも、実際のところはどうなんだろう・・・

えむこが死んだら、えむこがどんな大事だと思っているものでも、子どもたちがその処分をすることになります。だから、今のうちに処分できるものはしておいた方がいいのかも知れませんね。

今日は片づけをしながら、そんなことを考えてしまったえむこです。