読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

今日は思い通り

カレンダー上では明日の振替休日までがゴールデンウィークですよね。でも、我家では明日は夫のデイケアの日なので、今日が最終日でした。

最近の夫はカレンダーを見て祝日が分かります。カレンダーが分かるようになったばかりの頃、デイケアの日が祝日の時には「休みだ」と言わんばかりに行くのを嫌がった時がありました。

デイケアは祝日もあるのです。だから、最近では前日から「明日は祝日だけどデイケアはあるからね」と言うようにしているのです。

今日も朝のうちに夫にそのことを伝えました。夫は頷いたので間違いなく分かったと思います。

それで、今日が最後の休日だから「豊橋美術展を観に行かない?」と誘ってみました。日本画・洋画・彫刻・デザインは今日が最終日だったのです。

f:id:emukobb:20130505210953j:plain

豊橋美術展はもう35回目です。おそらく30回近くは一緒に観に行っていると思います。

夫は間髪入れず首を縦に頷きました。やっぱりこういったものには興味があるのです。

出品者は日本画23名。洋画105名。デザイン・彫刻11名でした。

f:id:emukobb:20130505211018j:plain

地元の芸術家たち・・・

夫が教えていただいた小・中・高の先生方も何人か出品。我家のお寺の住職さんも出品。住職さんは芸術大学の卒業生なのですよ。そして、えむこの同級生も出品していました。

それ以外にも出品者は地元で絵画教室を開き教えている人、日展に入選するほどの人、中央画壇で活躍している方等がいて、なかなか見応えがありました。

夫は気に入った絵の前ではえむこが車いすを押そうとすると、手で制止して観ていました。

絵の方は良かったけれど・・・

豊橋美術館にはちょっと残念なこともありました。

それはやさしさを感じられなかったことでしょうか。

実は豊橋美術館には障害者用の駐車場はありません。関係者が止めるところに十分なスペースがあるので、いつもだったらそこに車を止めさせてもらっているのです。

でも、今日はゴールデンウィーク。しかも、豊橋公園内では様々な行事がありました。いつものところは善意銀行のチャリティーバザー。他にも緑の協会のテント、たくさんの自転車等など・・・

とても止めることができませんでした。豊橋公園内の他の駐車場も探したけれど、やっぱりありません。

それで、美術館の有料駐車場に並んで入れることにしました。有料といっても美術館に入り駐車券を機械に通せば3時間は無料になります。

でも、そこにはもちろん障害者用のスペースはありません。幅は狭く、車を止めてからでは車いすの夫を下すのは困難です。それで、他の車に迷惑にならないように駐車スペースに横付けし、夫を車から下し、少し離れたところで夫に待っててもらい、車を駐車スペースに止めました。

車いすの者が車の乗り降りをするには車のドアが全開できなければなりません。

えむこは介助できるし、夫は危険なく待っていられたからいいけれど、自分で運転している車いすの人では全くお手上げ状態ですよね。

えむこたちは車を止めることも、絵を観ることもできたから文句はありません。でも、せめて1つか2つ。できれば3つぐらい、そんなスペースを準備してもらえたら嬉しかったな~と思うのです。えむこたち以外にも車いすの人たちが2組はいたからね。

そんなスペースを準備しようと思えば、絶対にできたと思います。ただ気が付かないだけなんですよね。でも、それも仕方がないことかも知れません。えむこだって夫が車いすになってから感じることばかりだから・・・

 

えむこたちは絵を楽しんだ後、美術館内の喫茶店でランチをしました。

そして帰り道、ちょっと遠回りをして同級生の家の前を通り、庭で咲いているなんじゃもんじゃの木の花を勝手に楽しませてもらいました。

「なんじゃもんじゃの花が咲き始めた・・・」というニュースを聞くと、見に行くのです。

f:id:emukobb:20120505154918j:plain

同級生の家の庭で、二階建ての屋根より高く咲いているなんじゃもんじゃの花はそれはそれは見事でした。今が一番の見頃です。

 

今年のゴールデンウィーク、前半は子どもたちの帰省。後半は散歩に美術展。

思うようにいかないと思う日もあったけれど、今日はえむこのシナリオ通りでしたね。

「終わりよければ全てよし」なんて言葉があるぐらいだから、今年のゴールデンウィークは良かったってことでしょうか・・・