えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

お墓参りができただけでも・・・

今日は振替休日だけど、夫はデイケアの日です。

そして、特に変わったこともなく、デイケアの送迎車で出かけて行きました。

えむこの今日の予定はお墓参りに行くこと。

4月の末に夫の母の3回忌を済ませたけれど、命日は明日。そして、5月3日は夫の兄の命日でした。

もうお花も枯れているだろうから、お花を新しいものに変えて、お線香をあげてきたかったのです。

夫の兄は27歳の若さで亡くなり、もう39年。えむこが結婚する前のことです。

兄はえむこの兄と中学、高校時代の友人でした。その頃はえむこの実家にも時々、何人かの同級生と一緒に遊びに来ていたから、夫とお付き合いをする前からえむこは兄のことを知っていました。

お墓参りには夫と一緒に行けるといいんだけれど、お墓とお墓の間の通路は車いすで通るにはいっぱいいっぱいの狭さ。しかも我家のお墓は一番奥にあり、通路は舗装されていないのです。そして、お花や水を入れたバケツ、お線香を持ってのことだから、ちょっと大変なのですよね。それで、夫には仏壇でお参りをしてもらい、お墓にはえむこが1人で行くことにしたのです。

 

夫が出かけてから、まずは隣町までお花を買いに行きました。隣町の産直店にはお墓のお花や仏壇のお花がたくさん置いてあります。それがすごく新鮮で、しかもお値打ち価格なのです。

えむこはお墓用のお花を2組買って、その足でお寺に行って来ました。2組というのはえむこの両親のお墓にもお参りに行きたかったのでその分も。

命日や彼岸、お盆、年末などにお参りに行かないと、気になって気になって仕方がないけれど、こうしてお参りしてくると何だか心が落着くのは不思議です。

2件分のお墓参りをして、スーパーでいつものように買出しをして、家に戻るともう12時です。

お昼を食べたら、えむこは何だか急にやる気が失せてしまいました。

片づけだって、草取りだって、やる事はいっぱいあるのです。それなのに、自分の食べたものも片づけないまま、コテンと横になったらそのまま眠ってしまったのです。疲れていたのかしらね。

目覚めてからもやる気がでないまま、夫が帰って来る少し前まで、ゴロゴロと寝転がったままでいたのです。

お墓参りだけでもできたんだから「たまにはそんな日があってもいいかな」なんて、すぐに自己肯定をしているえむこです。

 

夫の送迎の時に我家の裏口に咲いていた花。

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カンゾウだと思うけど・・・

えむこの大好きだった叔母から20年以上前にもらったもの。

花は見ているだけでも癒されますよね。