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えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

想像旅行

今日は1日中本格的な雨が降っていました。

久しぶりの雨なので、作物にとっては嬉しい雨だと思います。晴れた日が続き、ダムの水が少なくなると、近くの浄水場では「節水にご協力ください」という垂れ幕が下りたりするので、やっぱり生活に必要な雨なのでしょうね。でも、今のえむこにとっては、晴れであってほしいのです。

「雨なら家の中でできることを楽しめばいいのに・・・」と思うけれど、結局雨の日は気分が沈み、何をするでもなく1日が過ぎてしまいますか。

それでも今日は訪問リハビリがあったので、気分がどん底に沈むことなく過ごすことができました。

今日の担当PTはNさん。Nさんは連休中に金沢へ旅行に行って来たそうです。金沢は夫が倒れる前の年に2人で行ったところだったので、リハビリをしながら旅行の話で盛り上がりました。

金沢城公園、兼六園東茶屋街、長町武家屋敷跡、21世紀美術館、近江町市場等など・・・

話しをしていると、その時の情景が甦ってくるのですよね。

そういえば昨日も、訪問リハビリの時に担当PTのSさんと旅行の話をしたのです。Sさんが担当している利用者さんが連休中に高山に旅行に行ったそうで。

えむこは夫が車いす生活になってから、車いすでも行ける温泉とか旅行先とか、宿、多目的トイレといった情報を集めていました。だから、PCのお気に入りにはそんなバリアフリー情報がたくさん入れてあります。

そして、「これは・・・」という情報を見つけると、Sさんにも話していたのです。Sさんの担当している利用者さんは、以前えむこが話したホテルに行って来たそうです。別にSさんが教えてあげたわけではないけれどね。

そのホテルは車いすでも温泉に入れる設備があるのです。でも、大浴場の女湯に1つ。男湯に1つづつ。だから、えむこのように異性を介護しているものには叶わないところでした。家族風呂があって、そこにそんな設備があったら、温泉に入れてあげられるのにね。かんぽの宿には天然温泉で、リフト付きの家族風呂がある所もあるみたいですけど。

2日続けて旅行の話をしたら、何だか無性に旅行へ行きたくなってきたのです。でも、今の状態では夫との二人旅はちょっと厳しいかも。

行く気にさえなれば行けないことはないだろうけど、石橋を叩いて叩いて叩き壊してしまい渡れなくなるのがえむこの性格だから。

それで、午後からはお気に入りに入れてある情報を見て、夫との二人旅を想像しながら楽しんでいました。

交通手段は車がいいか、新幹線がいいか・・・

車だと荷物をたくさん持って行けるので安心だけど、駐車場に困るかも。新幹線には乗ってみたいけど、2人分の荷物を持ちながらだと、降りてからが大変かも。

行先は・・・

奈良のバリアフリーマップを眺めていると、奈良もいいね。高山もバリアフリーに力を入れてるみたい。新幹線なら京都がいいか。

かんぽの宿にはバリアフリールームがあるから、車で出かけ、彦根に泊まり、佐川美術館にだけ行くのもいいかも。

ホントは横浜に行きたいけれど、息子のところに新幹線で行くには新幹線を下りてから2回も乗換えが必要だから無理かな・・・

新幹線に乗ってみるだけの日帰り旅でもいいかもね。

等など、次から次へと想像が広がっていきます。

昔、えむこの父が「これが欲しいとか、こうなるといいと、いつも思っていると、必ず願いが叶うものだよ」と言ってくれたことが思い出されます。

今は想像の世界でしか夫と旅行に行けないけれど、近い将来には絶対にその願いが叶うような気がするのです。だから、いつも「夫と2人で旅行に行きたい」と思うことにします。

そして、その時のために今はシュミレーションをしながら、その日がくるのを楽しみに待つことにします。旅行はその過程を考えるだけでも楽しいことだから・・・