えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

草取りと手作り作品展

今日は東海地方にも梅雨明け宣言が出され、暑い暑い本格的な猛暑が始まりました。

いくら暑いからといっても、草だけは放っておくわけにはいきません。雨のたびに伸びる草をこの間から「どうにかしなくては・・・」と思っていたのです。

今日は夫がデイケアの日だけど、誰からのお誘いもありません。事情があって夫をデイケアまで送って行ったけれど、帰りに買い物を済ませ「こんな日はやるっきゃない・・・」と、自分自身を草取りモードに持っていきました。

もちろん、帰ってきてからやりましたよ。

Tシャツとパンツに着替え、長靴をはき、手拭いを首に巻き、麦わら帽子を被って、なるべく日陰を選んで・・・

それでも、1時間半ぐらいやっていたら汗がぽたぽたと流れ落ち、目に入るほどなのです。朝起きてからアイスコーヒーに冷たい水にお茶、そしてみそ汁と、多分1㍑ぐらいの水分を摂っていたと思います。だから当然かもしれないけれど、Tシャツもぐっしょり。それこそパンツまで絞れそうなぐらいの汗なのです。

それでも、11時半ぐらいまで頑張り、シャワーを浴びて着替えをし、昼食にしました。その時点では午後からも草取りをする予定だったのですよ。でも・・・

シャワーを浴びてエアコンのスイッチを入れたらもうダメですね。一気にやる気が失せて昼食後はエアコンの効いた部屋でダラダラ寝っころがってしまいました。

そこにJ子さんからお誘いの電話が入ったのです。今日は誰からもお誘いはないと思っていたものだから、電話をもらっただけでも嬉しくなってくるのです。

J子さんは美容院を経営しているので月曜日がお休みです。それで「穂の国百貨店で手作り作品展をやっているから暇があったら見に行かない?」と誘ってくれたのです。

穂の国百貨店とは地元でただ一つの百貨店です。そして「手作り作品展」と聞いただけでえむこの興味はすごく湧いてくるのです。

二つ返事で行くことにして、久しぶりにデパートに行ってきました。

手作り作品は木工クラフト、オリジナルウェア、人形と小物、皮工芸、アクセサリー、バッグ等など。どれもステキなものばかりでした。その中ですごく興味深かったのは畳のへりで作ったバッグでした。

実は先日、看護学校時代の同級生Mちゃんが同じく同級生のみち代さんから畳のヘリで作った手作りのバッグをもらったと聞いたばかりなのです。みち代さんは同じ同級生でもえむこは学生時代から話したことがないのです。嫌いというわけではなく、当時は「すごくステキな大人の美人」という感じで、話す機会がなかったのです。

そして、Mちゃんが貰ったと聞いた時にはどんなバッグなのか想像ができませんでした。畳のヘリのリサイクルかな?ぐらいの感じ。

家に帰ってからネットで検索してみたら、最近は「畳のヘリバッグの作り方」という本が何冊も出版されているみたい。畳のヘリもすごく種類が豊富で手芸店でも売っているとか。ヘリだけでなくキットの販売もあるようですね。久しくその手の本を見たことがなかったけれど、何だかえむこにもできそうな気がしてきました。でも、多分作らないとは思うけれど・・・

作者は若い方だったけれど、きっとセンスがいい方なのでしょうね。展示してあったバッグはどれもすごくすてきなものばかりでした。一つ欲しいと思ったけれど、ショルダーは2つしかなかったので諦めました。大きくて肩掛けができるショルダーバッグでないと今のえむこは都合が悪いので。

それにしても、畳のヘリで作ったバッグはすごく軽く、少し光沢があって思った以上にすてきでした。

今日はJ子さんから思いもよらなかった機会を貰い、うれしい1日になりましたね。