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えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

仕方がないこと

我家のこと

東海地方は今日もいいお天気で、朝から蝉が嵐のように鳴いていました。

今日もかなり暑いけれど、美術館なら行けるかもしれないと、朝ごはんを食べながら夫と話していました。

昨日書いたように、岡崎市美術館では「きらめく日本画ー大観・栖鳳から現代まで」という企画展を開催中。ちょっと足を延ばして豊田市美術館まで行けば「フランシス・ベーコン展」をやっています。

どちらも魅力的ですよね。夏休み中の日曜日だといってもおそらくそんなには混まないと思います。

以前、上野の東京国立博物館雪舟を見に行った時には1時間以上も並んで入場し、あまりの混雑で絵を鑑賞するどころではなかったけれど、この地方ではいくら有名画家の企画展でもそんなことはないからね。

家を出てから美術館に到着するまでの時間は、高速を使えば岡崎までなら1時間。豊田市だって1時間半ぐらいで行けると思います。昼食を食べてからだって十分行ける距離なのです。

そんなことを話しながら朝食を食べ、洗濯物を干しに外に出ると、軒下にかぼちゃと手紙が置いてありました。

持って来てくれたのはEさん。そして、手紙には「絵を描いてくださいね」とありました。Eさんが作った立派なかぼちゃです。

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出かけるにしても、夫のお通じがあってからのつもり。夫にEさんからの置手紙を見せ「まず、かぼちゃの絵を描こうよ・・・」と、絵を描く準備を始めました。

でも、今日は初めから描く気はなさそうな感じ。

それでも、私が描きはじめるとダメ出しはするのですよ。

まず、かぼちゃの向きから違うと・・・

 夫はこっち向きだと言うのです。

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収穫する前の向きは、こちらが絶対に下だったと私には思えるのですが・・・

そうは言っても、夫が描いてくれれば、向きなんてどっちでもいいのです。でも、やっぱり今日はどうしても描く気にはならなかったようなのです。

 

Eさんは絵手紙を教えている小学3年生と老人会の作品展を来年4月に予定しているそうです。そしてこの間、その時には夫の絵も展示したいと言われました。夫はそれで余計に描きたくなかったのかもしれません。Eさんの申し出は嬉しいけれど、今の夫はそういうことは嫌なのだと思うのです。

 

夫がその気にならないのに強要はできないので、今日のところは諦めることにしました。

かぼちゃだからすぐに料理しなくても多分大丈夫だと思います。もうしばらく夫の目に付くところに置いておき、それでも描く気にならなければ料理することにして・・・

でも、Eさんは夫がかぼちゃの絵を描くことを期待して持って来てくれたのだと思います。そして、その絵手紙が届くことを。

私だってホントはかぼちゃの絵でお礼状を出したいのです。だけど、描きたくないものはしかたがありません。

でも、お礼の電話もしていないから、お礼状だけは出すつもりで、以前描いた絵手紙の中から今使えるものを探してみました。

これは2009年に夫が描いたひまわりの絵。

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Eさんの家の近くでひまわりを生垣のように植えていた家を見て描いたものです。黄緑色の部分はEさんの地名が書いてあったので塗りつぶしました。

Eさんは今の夫が左手で頑張って描いた絵手紙を期待しているのでしょうけど、仕方がないですよね。

 

今日は結局、かぼちゃの絵を描くこともなく、美術館にも行きませんでした。

「こんなことなら初めから美術館に行けばよかった・・・」なんて、思ったのですが、これも後の祭りですね。