えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

息子たちの帰省

お待ちかねの長男家族が夕方になってからやっと到着しました。

普通なら「何時ごろくるの?」とか「何時ごろに行くからね」と言うような連絡を取り合うのでしょうが、昨日も書いたようにお互いによっぽどのことではないと電話をすることがないので、私は朝から首を長くして待っているだけです。「きっと夕方だろうな・・・」と思いながら。

 

午後一で訪問リハビリがあるので、午前中は掃除をして、リハビリが終わると夫はいつも通りお昼寝です。

お昼寝から目覚めても、まだ息子たちは来ませんでした。我家の夕食は17時から17時30分ごろ。その時間になっても来ない息子に「電話をしてみようかな・・・」と心が動きます。でも彼らもせっかくのお休み。どこかで誰かと楽しんでいるかも知れないと思うと電話なんてできません。それで、夕食の準備だけして待つことにしました。孫たちの生活時間は結構きちんとしている彼らのことだから、そんなに遅くなるはずはないと思うから・・・

 

18時頃、やっと到着した息子たち。名古屋の友人に会ってきたそうです。やっぱり電話しなくてよかった・・・

 

それからの我家、孫たちの「キャッキャッ・・・」という楽しい笑い声に包まれ、いっぺんに明るくなりました。

まずは息子たちとの大人の会話は後回しにして、孫との楽しいひと時を過ごしました。でも、すぐに夕食。そして、ちょっと落ち着いたらお風呂で、孫たちは就寝です。まあ、そのぐらいの時間がお互いに楽しいものかもしれないし、疲れないのかもしれません。

それからあとは夫のシャワー浴を済ませ、離れで息子たちと大人の会話です。息子との会話は孫のこと、本のこと、仕事のこと、弟(二男)のこと・・・

夫が倒れる前には心行くまで話ができたけれど、今は母屋で寝ている夫のことも気にしながらなので、そうそうゆっくりはできないのです。

でも、彼女がいろんな意味ですごくいい子なのですよね。母屋に戻った私に、長男が話さないこともそっと話してくれたりして、暖かく見守ってくれていることが伝わってきました。帰省の度にだんだんそんな心遣いを感じることができ、息子が幸せに過ごせていることを実感できるのです。

でも、明日1日だけ。日曜日の朝には帰ってしまいます。もう今から寂しくなりそうだけれど、そんなことを感じられてよかったなあと思うのです。