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えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

雨の日曜日

朝、目が覚めると外は雨。しとしとと降っていました。

♪♪ 雨がしとしと日曜日

 僕は一人で君の帰りを待っていた・・・♪♪

なんて、鼻歌交じりで朝が始まりました。

この歌、私がまだ十代の頃の歌だから、若い人たちはもちろん知らないでしょうね。グループサウンズが全盛の頃、タイガースというグループが歌った「モナリザの微笑」という曲なのですよ。

私にとってはとっても懐かしい歌だから、今日のように雨がしとしと降っていて、しかも日曜日だとついつい口を突いて出てくるのです。

 

雨だと身動きがとれないというのに、今日は至ってごきげんです。今日も体調バッチリということでしょうか・・・

こんな日だから、昨日Eさんから頂いた冬瓜とかぼちゃを夫に描いてもらおうと思いました。それで「冬瓜とかぼちゃの絵を描こうよ」と言ってみると、今回も首を縦に振ってOKの返事。でも、描いたのは午後から。お昼寝から目覚めてからのことでした。

何故かと言うと、午前中は今日放送されたEテレ日曜美術館」の録画を観て、二人して余韻に浸ってしまったからなのです。

今日は『影絵作家・藤城清治 89歳の“風の又三郎”』というものでした。すばらしかったですね。

http://www.nhk.or.jp/nichibi/weekly/2013/0825/index.html

藤城清治さんの影絵は子どもの頃、朝日新聞日曜版の一面に掲載されていました。それから雑誌「暮らしの手帳」にも連載されていたし、花森安治さんが亡くなられてからは表紙も担当されていたので、印刷物ではいつも目にしていました。

何年前だったか忘れてしまったけれど、展覧会にも行ったことがあるのですよ。でも、その時は何気なく行ったというぐらいだったのですが・・・

当時からすばらしい切り絵には違いなかったけれど、今日の番組では何回「お~!!」という声が出たか分からないぐらいでした。

80歳を過ぎてからメルヘンの世界だけではなく、現実の世界を描くきっかけになった原爆ドーム。そして、東日本大震災

影絵のためにスケッチをしたことがなかったという藤城さんが広島の原爆ドームをあらゆる角度から描き、何度も訪れて描いた陸前高田、気仙沼福島原発のスケッチ。スケッチも胸を打つものだったけれど、そこから生まれた影絵には胸に迫ってくるものを感じました。

今年6月に栃木県の那須高原に「藤城清治美術館」が開館されたそうです。常に100点以上の影絵が展示されているとか。「行ってみたいなあ・・・」と思うけれど、今の私には行くことができないのが残念です。

 

そうそう、午後から描いた夫の絵。 

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藤城清治さんの影絵は映像で観てもすばらしいものでした。

でも、私には夫のこんな絵でもそれ以上に幸せを感じることができるのですよ。

それで、今日は「雨の日曜日もいいもんだ・・・」なんて、一日中ご機嫌で過ごすことができました。