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えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

色々なお付き合いに悩む

我家のこと

だいぶ前、永六輔さんの「誰かとどこかで」というラジオ番組の金曜日「7円の唄」を聞いていた時のこと。

「7円の唄」というのはハガキが7円だった時に始まった視聴者からの投稿ハガキを読むコーナー。ハガキを読む遠藤泰子さんの声も素敵だけれど、ハガキに書かれた何気ない日常の一コマに癒されたり励まされたり、納得したり、同じように腹が立ったりで、私はそのコーナーが大好きです。

その日の視聴者からのハガキ「回覧板を持って行った時に・・・」と、遠藤泰子さんが読んだ後、永さんが「今時、回覧板を持って行く所があるのですね」と言われました。

この辺りでは今でも当たり前に回覧板があるから、それを聞いた時「えっ、都会では回覧板はないの?」と思いました。ということは、町内会(自治会)とか組とかいうものもないのだろうか。市からの広報や連絡事項はどうしているのだろうと気になりました。実は私、回覧板を必要なものとは思ってないから。

私が住む町は市が小学校単位で分かれ、そこから町内、区と枝分かれ、最終的には10軒前後の組に分かれています。そして、毎年交代で組長という役が回ってきて、各組長が町内会(自治会)の委員を務めているのです。

私は以前から組長は最低限必要な職務だけにしてほしいと思っていました。順番で回ってきて、断ることができない役なのだから。他にそう思っている人はいても、みんな1年間の辛抱だからと思っているのです。私もそう思っていました。

我家の組は今年から11軒。だから、11年に1回しか組長は回って来ません。でも、組長になると、区長・体育委員・子供会・連絡、土木、防犯・清掃・氏子等など、どれかの係をやらなければならないのです。そして、それぞれの係には長や副という役もあるのです。しかも組長の1年間は校区の体育祭、お祭り、盆踊り、防災訓練等などの行事に参加し、そこでも係の仕事が割り当てられるのです。

あと、数年すれば我家も組長の順番が回ってきます。夫が倒れたからといっても特別というわけにはいきません。どこの家庭にだって事情はあるのですから。だから、今から町内会の付き合いをどうしようかと悩んでしまいます。

 

そして、お寺も。

我家のお寺も檀家が組に分かれ、各組から世話方、婦人会、年番という役があるのです。

世話方は4年の任期。これは男性の役です。次は夫に回って来る予定だったのですが、これは誰が見ても夫にはできないことが分かっているので頼まれることはありません。婦人会は2年の任期。今までにもう3回ほど勤めたことがあるけれど、こちらも前任者が私を飛ばしてくれました。だけど、年番はどうなるか分かりません。お寺も年番を引き受ければ行事には参加しなくてはなりません。

実は明日、お寺の境内の清掃作業があるのです。お彼岸やお盆、正月の前には檀家の組ごとに交代で清掃をするのです。

清掃の場合は朝の8時から多分1時間程度。組の方も夫の状況を知っているので欠席しても誰も責めたり非難する人はいないと思います。だけど、やっぱり欠席するのは気が引けてしまうので、ちょっと心配だけど夫を置いて出かけようと思っています。

以前、新聞の投書欄で「町内の清掃に欠席したらお金を請求された」という投稿を読んだことがあります。その投稿者は「欠席理由に関わらず、欠席者に金銭を求めるのはおかしい」という意見でした。確か、その方は法事で欠席だったように記憶していますが。

だけど、今の私はお金を支払うことで欠席が許されるならば、そうしたい気持ちでいるのです。それで、気兼ねせずに済むのなら。

夫が不自由になった今、自分の友人とのお付き合いは夫がデイケアの日だけ。親戚やご近所のお付き合いも夫の状況を考えた上で。

でも、組長とかお寺の行事はそういうわけにはいきません。だからと言って、1日の行事に参加するのは無理なのです。他に介護者がいない我家では、ショートステイにでも行ってもらわないと。だけど、そのためにショートステイなんて嫌なのです。

いっそのこと「村八分になってもいいから町内会から脱会してしまおうか」と思ってしまうのです。

今日はお寺の清掃のことから、こんなことまで考えてしまいました。