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えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

1年が過ぎた

えむこの事

昨年の9月9日にはてなダイアリーを始めました。

その当時、はてなブログはβ版で招待制だったと思います。たぶん。

以前からブログというものに興味を持っていたけれど、新しいことを始めるにはよっぽどの決心をしないと始められない性格。それに、仕事もしていたし。これは言い訳だけど・・・

そうこうしているうちに、夫が脳出血で倒れてしまいました。

当初、情報が欲しくて、毎日ネットで検索をしていました。すると、私が入力したキーワードからいろんな方のブログに出会いました。

特に、連れ合いの介護をしている方のブログには希望がみつかったり、励まされたりして助けられました。同じ脳出血と言っても症状はさまざまで、回復過程も違うことは分かっているけれど。

その当時の私は、夫の入院先で涙が出るほど悲しかったことや、辛すぎて人にも言えず一人涙を流すようなことはノートに書きなぐったり、ワードに書き留めていました。

夫が退院してからは、二人の生活のことでいっぱいいっぱいでした。だけど、徐々に二人の生活はリズムができ、夫がデイケアに通うようになってからは、私の心にも少しだけゆとりができてきました。

それで「何かを始めたい」と思うようになりました。だけど、お金がかかるようなことは無理だし、時間も限られています。昔から紙とペンがあれば、腹が立てば「バカ」とか「勝手にしろ」とか、口に出して言えないことは書いては破り捨てていました。もちろん「幸」だとか「ありがとう」なんて言葉も書いていたけれど。

それで、思い切ってダイアリーを始めることにしたのです。

はてなを選んだのは「パソコンのパの字から」という本の影響。漫画家のサトウサンペイさんがはてなダイアリーでブログを始め、その方法が書いてあったから。

これはそのサトウサンペイさんのブログです。

 http://d.hatena.ne.jp/panojikara/

それと、自分なりに調べた結果、スパム対策がしっかりしていることと、シンプルだったからかな。

ダイアリーを書きはじめて9日目、招待制だと思っていたはてなブログに「インポートしませんか」というコメントがありました。

同じはてな。ブログも正式版になったみたいなので「試にやってみよう」と思い、インポートしてみました。そると、私が知らないだけかもしれないけれど、戻せないみたい。まあどっちでも構わないのでそのままにしているのです。

 

あれから、丁度1年。

364日間、367記事書いたことになっています。365日に1日足りないのは、1回だけ0時を過ぎてしまったから。だから一応、毎日書いていたのです。

でも、これは雑記帳なので、自分の思うままに書きました。そして、脳出血後、障害が残ってしまった夫との何気ない日常生活を書いているので、人のためになるものでもなく、正しく自分のために、書きたいから書いていたのです。

夫の退院と同時に仕事を辞め、夫と二人だけの生活になった今、自分のために何かをすることも、人と会話することも少ない生活でした。

若いころの記憶は鮮明なのにさっきのことや、今しようとしていたこと、昨日食べたものを忘れてしまう今日この頃。そんな生活をしていると、考えることもしなくなるような恐怖を感じます。だから、内容はともかく、何かを書いていたいと思いました。書いていれば、少なくてもその日のことを思い出したり、書くために考えるから。

嫌なこと、悔しいこと、悲しいこと、辛いことはいっぱいあるけれど、どちらかというと、嬉しかったことや楽しかったことをなるべく思い出し、自分自身を元気づけ、明るく頑張って行けるように仕向けていきたいと思うのです。それがきっと、私自身の生活の術。そうすることで、自分自身の心が暗く落ち込んでしまわないようにコントロールしているのだと思います。

 

 こんなブログでも、読んで下さる方がいることが分かり、励みになってきました。「例え、誰の目にも触れることがなくても、自分のために書き続けよう」と思っていても。

そして、あと何年生きることができるのか分からないぐらいの年齢なので、せめて嬉しいことで締めくくりたいと思うのです。