えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

ロケット花火はキライ

秋晴れの今日、三連休がスタートした。

そして、今日・明日は地元神明社の秋祭りだ。と言っても、我家では通常と何ら変わりがない一日だった。

 

朝6時には祭りの開始を知らせる号砲の音が鳴り響いた。夫はそんな大きな音にも目を覚まさずに夢の中だった。だけど、私はびっくりして目が覚めてしまった。まあ号砲の音が鳴り止んだ後には直ぐにまた寝ることができたけれど。

 8時30分ごろになると、今度は家の前の公園が子どもたちの声で賑やかになり始め、うるさいぐらい花火の音で包まれた。

爆竹、BB弾、シューというロケット花火の音が交互に響く。

子どもたちにとっては年に一度の楽しみだろうから、仕方がないと思いながらも、勝手なもので、子どもたちが巣立ってしまった今では、花火の音をうるさいと感じてしまう。

我家の子どもたちも小学生の頃には同じように公園で花火を楽しんでいたのだから、温かい目でみなければとも思う。

だけど・・・

爆竹やBB弾はいい。音だけだから。でも、ロケット花火だけはどうにも怖くて仕方がない。距離があるといっても、何時だって、どの人も、公園から我家の方に向けて打ち上げているので。

去年もロケット花火の残骸が我家の庭に落ちていた。草取りはしているけれど、この時期は枯草が残っている。風もあるし、多分庭に落ちる頃には火は消えているとは思う。だけど、火災にならないかとすごく心配になる。

 

私が小学4年生の頃、家族で叔母のところのお祭りにおよばれで出かけたことがある。

その時、兄は従兄弟たちや近所の同年代の子どもたちと外で花火を楽しんでいた。だけど、私は従兄弟たちがみんな男性だったので、叔母たちの手伝いをしながら家にいた。

しばらくすると、消防自動車のサイレンが鳴り響き、外に出ると、裏の家の屋根から煙が出ていたのだ。

どうやら、兄たちが打ち上げたロケット花火が裏の家の茅葺屋根に落ちて火災になる手前だったそうだ。警察も来て、子どもたちはみんな事情を聞かれたという。大事に至らなかったからよかったものの、一つ間違えれば大惨事になるところだったと聞いた。

我家はもちろん茅葺屋根ではない。だけど、枯草が残っている。だから、ロケット花火のシューという音を聞くだけで、とっても心配になってくる。

今日はシューと音がするたびに、何度も庭に出た。幸い、ロケット花火の残骸はなかったけれど・・・

ロケット花火が遠くに飛ぶからといって、注意書きはあっても法律的な規制はないと思う。だから、子どもたちにも言うことはできない。だけど、やっぱり心配。

 お祭りは明日まで。

遠くに飛ばす花火には規制が必要じゃないかと思いながら、あと一日、無事にお祭りが終わりますようにと願っている。

できることなら、ロケット花火は前の公園でやってほしくないなと思いながら・・・