えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

おしゃべりは尽きない

月曜日のこと。

朝、J子さんからメールが届いていることに気づいた。そこには、月曜日に小牧まで行くこと。精神的に疲れることがいろいろあり、心が晴れないこと。木曜日には定期受診で病院に行くこと。等が書いてあった。

もう、20年ほど前から病気の経過観察を続けているJ子さんは、間違いなく不安を抱えているに違いない。だけど、いつも明るく前向きに暮らしている。そのJ子さんからのメールに「精神的に疲れることが・・・」という言葉が書かれていたので気になった。かといって、その訳を聞くことはしないし、私に何かができるというものでもないけれど。

それでも、電車に乗っているであろうJ子さんに「木曜日、受診が昼ごろまで終わるようなら、病院までお迎えに行きましょうか?美味しいものでも食べると気分が変わるかも知れないから・・・」と、ランチの誘いを兼ねて、返信メールを送った。

J子さんは運転をしないので、病院に行く時は市電とバスを乗り継いで行く。車で行くことを思うと、多分、倍以上の時間がかかると思う。だから、ランチを兼ねて誘ってみたのだ。

そのあと、この間の記事で書いたように、高校時代からの友人Yちゃんに誘いの電話をした。

Yちゃんはご主人と温泉旅行に行く予定で、その時は振られてしまったけれど「木曜日なら予定がないからいいよ」と言われた。私はJ子さんにメールした後だったけれど、J子さんとYちゃんは私より古くからの知合い。だから、3人で会うこともできる。それで、J子さんからの返事待ちとした。

そして、午後になって届いたJ子さんからのメールには、病院の予約は午後であること。午前中は仕事をする予定だと書いてあった。

 

そんなこんなのやり取りがあって、今日になった。

いつもなら電話もメールも気にも留めないけれど、今日はYちゃんから絶対に電話が入ると思い、電話のベルを気にしていた。

私の方から電話してもいいけれど、Yちゃんが自分の都合で電話すると言っていたので待っていたのだ。会うか中止になるかはYちゃんの予定次第だったから。

そこに電話のベルが鳴った。

てっきりYちゃんからだと思い、急いで出ると、J子さんからだった。

午前中の仕事は友人から頼まれた洗髪だけだったので、9時30分にはもう終わったという。私に予定がなければ「お墓参りに行って、その後ランチに行きながら病院に行ってもらえるか」ということだった。私の用事もお墓参りだけ。それで、双方のお墓参りを済ませ、ランチに行くことにした。たまに、J子さんとはお互いのお墓参りに同行し、その後ランチに行くことがあるのだ。

 

我家のお墓参りに行く道中でYちゃんからも電話が入った。それで、Yちゃんを迎えに一旦戻り、今度はJ子さんの家のお墓参りに行った。そして、それから3人でランチに行くことにした。

 

お墓参りが済んだのは11時少し過ぎたころ。病院までは30分弱なので、病院の近くでランチをすることにした。

J子さんと私がランチに行くと、目的のお店はお休みのことがよくある。今日もそうだった。それで、病院の近くの喫茶店に入ることにした。そこは思ったよりずっとゆったりとしていて、食べたパスタもおいしかった。

そこで1時間弱、3人でおしゃべりをした。その後、J子さんを病院に送り、私とYちゃんは自宅方面のコメダコーヒーに直行。またおしゃべりを楽しんだ。

コメダコーヒーは広くて、いつまでおしゃべりしていても大丈夫なお店だから、結局14時30分ごろまで、しゃべって、しゃべって、しゃべりまくった。

懐かしい昔話し、お互いの介護のこと、家族のこと、等など。何日分ものおしゃべりを一気にしてしまったかのように。

朝からトータルすると、4時間ぐらいしゃべり通しだったと思う。もちろん、誰とでもというわけではないけれど、自分でも驚くほど、女同志のおしゃべりは尽きることがない。

だけど、時々こんなおしゃべりをすることで、お互いが元気になり、また頑張れるなら、それも悪くないと思うのだ。