えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

いつまでも仲好しで

1週間ほど前に元同僚のS子ちゃんから絵はがきが2枚届いた。いつもだったら、翌日には返事を書いて投函しているけれど、今回は返事の絵はがきと切手を選んだだけで、そのまま机の上に置いたままになっていた。

 

S子ちゃんは今年度で定年になる。この年の人たちは年金の支給開始が61歳からになった。だから、定年後も1年間は働かなければ1円の収入もない。退職金が支給されるといっても、先のことを考えると働かなければ不安になる。それで、再雇用制度というものができたのだけれど。だけど、S子ちゃんはそのまま同じ職場で働いた方がいいのか、他で再就職した方がいいのか迷っていた。一応、そのまま働くように手続きをしたみたいだけれど。

私の時とは状況が変わっているし、置かれている立場も違う。だけど、いい面とイヤな面を考えれば、どっちもどっちだと私は思っている。だから、どっちにしても自分で決めるしかない。もちろん、S子ちゃん自身もそんなことは分かっていることだけど。

 

それでか、数日前にS子ちゃんからメールが届いた。「月曜日がお休みだからランチでもいかが・・・」と。私も会いたかったけれど、多分S子ちゃんも話したかったのだと思う。だから「何の予定もありません。9時から16時までは自由になりますから、会えたら嬉しいです。」と書いて返信した。

それで今日、何カ月ぶりかでS子ちゃんに会った。

ランチにはちょっと早かったので、まずはゆっくりできる喫茶店に行った。そこはゆったりとしていて、落着いて話ができるところ。

ランチにはちょっと早かったけれど、ブランチのメニューはOKだったので、そのままブランチを注文し、2時間以上話していた。

今の職場の話に始まり、 定年後のこと、旅行の話し、絵の話、音楽の話、夫のこと等など・・・

以前も書いたけれど、私は元職場ではS子ちゃんと一番気が合った。一度も同じ部署になったことがないのになぜか。

だから、私が退職してもうすぐ3年になるけれど、今でもたまに会ったり、ハガキのやり取りは続いている。それで、2時間ぐらいあっという間に過ぎてしまう程おしゃべりができるのだろう。

今日は嵐のように荒れたお天気になったけれど、S子ちゃんのおかげで私の心は晴れ渡っていた。

また、S子ちゃんが退職するまでには絶対に会いたいと思っている。今日は渡さなかったけれど、定年祝いの品が準備してあるから・・・