えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

不親切で自己中な自分が浮き彫り

もう10日ほど前だろうか、側溝の落葉の掃除をしていると、我家の離れとお隣の間からちょろちょろと水が漏れているのに気が付いた。

その時「どこから水が漏れているのだろう?」と思いながら、お隣の石垣の方から流れていたので、我家ではないと思い、そのままにしてしまった。

そこは我家の南面の正面入り口側の側溝。だけど、何段も階段があるので、以前にも書いたように夫が車いすの生活になってからは西面道路の方から出入りしている。

私が南面から出入りすることはあるけれど、それはゴミ出しの時だけで、おとなりとは反対側にしか行かない。それで、水漏れのことはすっかり忘れてしまったいた。

それが今週の水曜日の日にお隣の奥さんが「水漏れしているけれど、お宅ではないですか? 水道代がかかってしまうと大変だから・・・」と言ってきてくれた。

 

お隣は我家と同じように、同一敷地内に2軒の家が建っている。

そして、我家の離れ側の家には今は誰も住んでいない。だから、水道は止めているという。だから、我家ではないかと。

 

二人で水漏れの辺りを見に行くと、明らかにお隣の石垣から流れている。そして、我家の庭は濡れていないし、水道メーターも動いていない。水道管もそこを通っているとは聞いたことがなかった。

すると、お隣のご主人が市役所で確認し、水道局に電話をしてくれた。その上、奥さんは「なにか分かったらお知らせします」とまでも言ってくれた。

 

水漏れということで、水道局の担当者はすぐに確認に来てくれた。水漏れの個所はなかなか見つからなかったけれど、見つかってみると、なんとそこは我家の側だったのだ。

もちろん直ぐ、お隣には我家の第一バルブ辺りからの水漏れだったこと、電話をさせてしまったこと等など、平謝りに謝った。

我家の母屋の水道管は西側道路から引き込んでいるけれど、離れは南側道路から引き込んでいるそうだ。それを知らなかったとはいえ、何だかお隣に申し訳ないやら、不親切な自分が恥ずかしいやら、自分で電話しなかったことが悔やまれるやらで、いたたまれないような気持ちになってしまった。

 

そして今日、その工事が入った。

道路から我家への取り込みバルブの水漏れだったので、市の負担での修理だったけれど、この寒い中、遅くまでかかって修理を済ませてくれた。

 

私は不親切で自己中な人間。この一件から、そんな自分が浮き彫りにされたようで、今日はちょっと自己嫌悪。そして、今はかなり反省している。