えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

嬉しい展開

昨日は1日中雨がしとしとと降っていた。

水曜日は夫の予定がない日なので、一緒に市民展を観に行く予定だった。だけど、雨の中車いすの夫と行くだけの元気はないので諦めることにした。今度の日曜日まで開催しているので土日のどこかで行くことにして。

そうすると、暗いお天気も加わってか、昨日のようにポロッと愚痴が出てきてしまう。

 

私がブログを書いていることを知っているのはJ子さんだけ。そのJ子さんもいつもPCを開いているわけではない。だから、あんな本音で愚痴が書けてしまうのかもしれない。だけど、書いていると段々自分の気持ちが整理できるような気がする。そして、客観的に自分自身を見つめることも。

子どもたちの帰省のこともそう。

だから、あれからすぐに自分の素直な気持ちを届けようと思った。それで、長男と二男に夫の描いたハガキ絵を使って便りを出した。

長男には電話を貰って嬉しかったこと。声が聞けて嬉しかったこと。帰省を楽しみに待っていることを書いた。彼女にも、孫二人にもそれぞれに言葉を添えて。

二男には「正月に帰っておいで」と。そして、長男たちの帰省予定を書き、待ってるからと。

もちろん、書いた内容は嬉しいことや楽しみにしていることだけ。そして、彼女にはねぎらいの言葉を。だけど、今まではそんな「嬉しかった」なんていう気持ちさえ、書いたことも言った事もないのだから。

すると今日、また長男から帰省のことで電話が入った。我家には30日だけと言っていたけれど、31日も泊まりたいと。

それからはもう嬉しくて、嬉しくて・・・

30日だけならお雑煮もお節もいらないと思い、やる気が半減していた。だけど、現金なもので1日増えただけで頑張ろうと思う気持ちがモリモリと湧いてきた。

彼女がいい子なんだ。絶対に。そう思う。

私が勤めていた頃、若いスタッフはいつも正月が近づくと「旦那の実家には行きたくない」と言っていた。そんな時、私はいつも「旦那さんのご両親も帰省を楽しみに待っているんだから行ってあげなさい」と言っていた。

だけど、我家はいつも一緒に来てくれる。彼女の実家は我家から車で30分ぐらいのところにある。だから、帰省すれば自分の両親と過ごしたいと思うに決まっている。それなのに、いつだって泊まっていってくれるのだから大事にしなくてはといつも思う。

彼女の幸せが息子の幸せ。二人の幸せが孫たちの幸せ。そして、私たちの幸せにもつながると思うから・・・