えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

今年もあとわずか

あと数時間すると、今年が終わる。

大掃除をしている時にはいつも「今日が明日に変るだけだ」と、思うけれど、実際に今年が終わりに近づき、新しい年を迎える時には何だか気持ちが引き締まるような気がする。

そして、仕事ではないのに「今年はどうだったか、来年は・・・」と、総括のようなことや目標のようなことまで考えてしまう。

 

今度は夫が脳出血で倒れてから4回目の正月を迎える。

最初の年はまだ入院中で正月どころではなかった。二回目、三回目と年を重ねるにつれ、生活も考え方も徐々に落ち着いてきた。

どう思ったところで前の生活には戻れないのだから、最低でも今の生活を維持できるようにしたいと思ってきた。そして、例え子どもたちであっても、寄りかかることなく頑張っていこうと思っていた。

まあ、そういう意味では今年も頑張れたのだろうと思っている。

 

夫は相変わらず話せないし、右手も動かない。右足も動かないけれど、少しだけ筋肉に収縮が入るようになった。薄皮を剥ぐようにだけれど、よくなってきた証拠だと思う。

今年は日帰りだけど、新幹線に乗って東京へも出かけた。

だから、まずまずの年だったのだろう。

ほんとは自分で言うのもおかしいけれど、よく頑張ったと思う。

自分自身のことは、もっとやろうと思えばやれた気がするけれど、それでも、やっぱりよく頑張ってきたと思う。

来年のことは頭の中にはいっぱいある。だけど、それは徐々に書くことにして、今年はこれで書き納めとする。

 

そして、アルコールはもう飲まないようにしようと思ったけれど、今日だけは子どもたちと一緒に乾杯しよう。

それではまた来年。皆さまもよいお年を・・・