えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

デイケアの日に

昨日1日中降り続けていた雨は予報通り未明には止み、今日は晴れたり曇ったりのお天気。

夫は正月休み明けの時のようなことはなく、嫌がらずにデイケアに出かけて行った。

私は夫が出かけて初めて自由になるので、デイケアの日だからといって事前に友人と約束をすることは滅多にない。今日も何の約束もなかった。

だけど、私の心の中では「今度のデイケアの日にはこれをして、あそこに行って・・・」等など、山盛りの予定が組んである。どうしてものことばかりではないけれど。

 

今日の予定その① 

14日に5歳の誕生日を迎える孫娘にバースデイカードを期日指定で送ること。

お祝い自体は正月に来た時にパパとママに渡してある。だけど、それはお祝い金なので、多分孫の口座に直行だと思う。ホントはかわいい洋服とか靴とか買ってあげたいけれど、夫が倒れる前に「両親の好みがあるから止めておいた方がいい」と言われている。だから、せめてカードだけでも送りたいと思うのだ。

カードはこの間買っておいたので、ひらがなでメッセージを書いて、かわいい切手を選び、そして裏面にもメッセージのところにもかわいいシールを貼って・・・

婆バカ丸出し。 

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予定その②

この間書いたように、落合恵子さんの「母に歌う子守唄 私の介護日誌」を図書館に借りに行くこと。

だけど、古書店に単行本があればやっぱり手元に欲しい。図書館だと2週間という期限付きだから。もしも読めなければ、予約がない限り延長することはできるけれど。今の私には2週間は厳しいかもしれないと思うとやっぱり欲しいと思ってしまうのだ。

それで図書館に行く前に道中にある古書店に寄ってみることにした。でも、2軒寄ってみたけど、2軒とも残念ながら単行本も文庫本もなかった。それで諦めがついて、図書館に向かった。

 

市内には何か所か図書館がある。

以前は一番大きい中央図書館に行っていたけれど、そこは少し遠い。今日は決まった本を借りるだけ。近いところでも在庫があることはネットで確認済みだからと、向山公園敷地内の文化会館の中にある図書館に行くことにした。そこだと、散歩もできるからと思って。

 

向山公園はかなり大きな緑豊かな公園。

吉田城築城の際に作られたという広さ40000㎡という人工のため池があり、周りは遊歩道になっている。今は何も咲いていないけれど、春にはさくらにつつじに藤の花などが楽しめる。

真中にかかっている橋の向こうの白い建物が図書館が入っている文化会館。

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真中の橋の欄干にはハトやこれはハクガンだろうか? カモメの種類だろうか?

鳥のことは詳しくないからよく分からないけれど、私が橋を渡っても逃げることもなくとまっていた。

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大池にはカモもたくさんいる。写真にはないけれど、セキレイもいるし、カワセミもいるらしい。 

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大池の周りの遊歩道は多分1.5Kmぐらいだったと思う。

ぐるっと1周。真中の橋を渡ってもう半周。小鳥のさえずりを聞きながらの散歩は心が穏やかになってくる。そして、風は冷たかったけれどとても気持ちが良かった。

たくさんの人が散歩していたけれど、会う人はみんな年配の人ばかりだった。図書館でも、古書店でも。

平日の昼間だから、私も含めてそういう人しかいないのかも知れない。若い人たちはみんな頑張って仕事しているのだろう。何だか申し訳ないような、ありがたいような気がしてくる。

だけど、こうして過ごすことも心身の健康維持のためには必要なことだと思う。。

今日は約7500歩いた。仕事をしていた頃には仕事中だけで7~8000歩ぐらい歩いていたけれど、今では意識して散歩してもこの程度。

ま、今日はこれだけできただけでも有難いことだと思う。自由に動き回ることができたのだから・・・