えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

24時間勤務みたいなもの

昨日、夫は嫌がることなくデイケアに出かけた。そして、いつものように疲れた顔をして帰ってきた。

その間、私は自由にさせてもらったけれど、17時近くに帰宅する夫が帰宅後すぐに夕食が摂れるようにと、夕食の準備だけは帰って来る前に済ませておいた。

いつも、17時から17時30分に夕食。大相撲の開催中だけはもう少し遅い夕食でもいいのだけれど。食べ終えたら片づけながら湯たんぽを3個つくる。そして、夫のベッドを布団乾燥機で温める。18時30分ごろ、内服薬を飲んでもらい、その後洗面の介助。未だ口腔内にかなりの食物残差があること、その上磨き残しがあるのでもう一度磨き直しが必要になるのだ。月・木のデイケアの日には早い時は19時には寝てしまう。遅くても20時頃。夫がベッドに入ると、部屋を掃除しベッドの横に私の布団を敷いて照明を切る。

そして、それからは私の時間。

まずはゆっくりとお風呂に入り、それから看護学校時代の友人Mちゃんにメールをしたり、お気に入りのブログを読んだり、書いたりと。

それが昨日は・・・

ベッドに入り寝たかのように思われた夫はなかなか眠れないみたい。私が湯上りに水を飲んでいると「お~ん、なん、なんなん!!」と声を出している。トイレを済ませて寝たはずなのに・・・

夫のところに行くと何かを言おうとしているけれど、私には分からない。トイレではないことだけは確かだけれど。

私がPCに向かうとまた「お~ん、なん、なんなん!!」が始まる。昨日はそんなことが何度もあり、結局22時を過ぎてしまった。

仕方がないので、諦めてもう寝ることにした。お気に入りのブログも読めず、自分も書けもしなかったけれど。

私が布団に入ると、夫はすぐにすやすやと眠りについた。

まあ、今の我家は夫の障害年金が給料みたいなもの。だから、その代償が私の24時間勤務みたいなものなのだろう。

自分で自分のことが何でもできるのならば放っておいてもいい。だけど、それができないだけではなく、自分の気持ちも理解してもらえないならば、私が夫を中心に動くしかない。

そう思って、昨日は寝ることにしたけれど、諦めが悪い私は何だか気分が沈んできてしまった。

自分で自分のことができること、言いたいことが言えて、気持ちが分かり合えることは有難いことだと思う。だけど、夫はなりたくて今のようになったわけではない。仕方がないこと。仕方がないこと・・・

これからも24時間勤務だと思って、私が頑張るしかないのだろう。