えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

横浜に行く計画中

去年のうちから「3月には横浜に行くぞ!!」と意気込んでいた。

夫が車いすの生活になってから3年と5か月。

去年初めて新幹線に乗って日帰りで東京まで行ってきた。その時、雨には降られなかったものの、九州に上陸した台風の影響で帰りの新幹線のダイヤが大幅に乱れたり、乗車時にもいろんなハプニングがあった。そんな経験をして「もう何にも怖いものなんかない。どこにだって出かけることができるぞ!!」と思ったのだ。

それなのに、横浜行きは迷ってばかりでなかなかことが進められないでいる。

東京へ行った時には目的は東京駅付近だけだった。だから、乗換えもなければ日帰りで十分だった。

 横浜に行く第一目的は「川瀬巴水展」を観に行くこと。それだけなら乗換えはあるけれど、日帰りでも大丈夫だ。

だけど、横浜には長男家族が住んでいる。せっかく横浜に行くのなら、まだ一度も行ったことがない長男の家に行ってみたいと思うのだ。そうすると一泊することになる。

川瀬巴水展」は横浜駅のすぐ近く。

新横浜で降り、乗換えをして横浜駅に行く。そして「川瀬巴水展」を観て、横浜駅の近くのホテルに泊まるか、新横浜まで戻って、新横浜辺りで泊まる。そして翌日、長男のところに行き、新横浜に戻る。だけど、長男のところに行くには何度か乗り換えが必要になる。新横浜や横浜駅から介護タクシーを使うといくらぐらいかかるだろうか。あんまりかかるようなら〇〇駅まで行って、そこからタクシーにしようか・・・

等など、いろんなコースを頭に描きながら、今日はネットで検索ばかりしていた。

だけど、ホテルによってはバリアフリー情報がないところもある。車いす対応の客室表示がある所の方が少ない気がする。そして、表示してある所はかなり値段が高い。

そして、介護タクシーは値段はきちんと表示してあるけれど、走行距離によるから距離を調べないと大体の値段も分からない。

そうこうしているうちに何だかすごく面倒臭くなって「もう、日帰りにしておこうか・・・」と、思い始めてしまった。

自分の足で歩けるということはほんとにありがたいことだと思う。

こんなことを考えなくても自由に電車に乗ることも、行きたい所に行くことも、安くて便利なホテルにだって泊まることができるのだから。

横浜に行く予定は3月下旬だからあと1ヶ月ある。最悪は日帰りで行くことにして、もうしばらくはこの面倒なことを楽しみながら、いろいろ検討してみよう。

そうしないと、前には進めないのだから・・・