えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

春の陽気に誘われて

朝夕はまだ冷えるけれど、日中は気温も上がり、ぽかぽかといいお天気だった。

 

さっそ~われて ふっらふ~ら

  さっそ~われて ふっらふ~ら

 

歌詞の意味がちょっと違うけれど、夫を誘ってふらふらと・・・

春の陽気に誘われて、今日は近場の散歩に行って来た。

 

「寒い、寒い」と、私たちが家で縮こまっている間にも、春は着実にここまで来ていたのだ。

 

なんと、しでこぶしはこんなに見事に咲いていた。 

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以前、我家にも白花のこぶしの木があった。

私は毎年、その花が咲くのを楽しみにしていたのだけれど、ある年からヒヨドリがやってくるようになり、ヒヨドリたちはつぼみのうちに花びらを全て食べ尽くしてしまうようになったのだ。

こぶしの花びらっておいしいのだろうか。

そして、我家のこぶしはそのうちに枯れてしまったのだ。

 

 少し行くと、今度はしだれ梅がすばらしいこと。

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中学の同級生けいこさんの家の庭には白モクレンが今にも咲きそう。

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地元少年野球チームのホームグラウンドでは試合の真最中。

子どもたちの元気な掛け声が聞こえてくる。

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我家の息子2人も小学3年生から6年生まで野球チームに 入っていた。

通算すると6年間、私たちも応援やらお手伝いに駆り出されていた懐かしい光景だ。

近くまでは行かず、しばらく遠くから眺めていた。

 

約1時間の散歩の道中では、まだ、まだ、たくさんの花が咲いていた。

ビオラゆきやなぎ、あせびにさくらと・・・

さくらはたぶん河津桜だ。

よそ様の庭をウォチングしながらの散歩はなかなか楽しい。

 

家ではまだスイセン

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 そして、大きくならず葉が巻かなかった白菜からは菜の花が。

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今日ぐらいの気温だと夫を散歩に誘うことができるから有難い。

 

春の陽気に、

さっそ~われて ふっらふ~ら

  さっそ~われて ふっらふ~ら

鼻歌を歌いながら「散歩はいかが・・・」なんて。

そして、春の息吹を体中で感じることができるのは、やっぱり幸せなことだと思っている。ほんとにささやかな幸せなのだけれど。