えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

嬉しくてたまらない

昨日と今日、予定通り横浜へ行って来た。

初日、横浜に着いた時に少しだけパラパラとしたけれど、ほとんど雨に降られることはなく、2日目はとってもいいお天気に恵まれた。

始めは水・木の予定だったけれど、息子の都合で1日遅らせたことが功を奏したようだ。

なんて運がいいのでしょう。

 

出発の朝は雨上がり。朝起きると珍しく霧がかかっていた。

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この霧も出発前にはすっかり晴れて「幸先がいいぞ!!」という気さえした。

駅に隣接する駐車場の車いすスペースにも予定通り止めることができ、先ずは一安心。

駅には新幹線の発車時刻の1時間近く前に到着。以前の私たちには考えられないぐらいの早さだ。

そして、トイレを済ませ、準備万端整えて駅員さんを待っていた。

最近では駅員さんの社内教育が充実しているのか、皆さんとても親切だ。

 

豊橋駅を10時47分発のひかりに乗って、いざ出発。

新横浜から横浜までは初めての在来線

やっぱり、地方の駅と違って人がすごい。でも、ラッシュの時間帯ではないので、スムーズといえばスムーズに進んだ。

横浜駅に着いたのは12時12分だったと思う。

ちょうど昼時だったので、待つこと30分ぐらいでおいしいお昼にありつけた。そしてその後、第一目的である高島屋で開催中の「川瀬巴水展」を観た。

ミュージアムショップでハガキや予定していた書籍を買い、新横浜まで在来線で戻り、ホテルに。

ホテルに着いたのは16時30分ぐらい。いつもだったら17時から17時30分ぐらいの時間が夕食なので、チェックインし、荷物を下して再度駅まで夕食を食べに出かけた。

夕食は久しぶりの中華。本当なら中華街まで行きたいぐらいだけれど、ま、充分おいしく頂いた。

ホテルに戻ってからは、すぐに眠る体制。

私はホテルでパソコンを借りようとも思ったけれど、レンタル料もかかるので書きたいことも山ほどあったけれど、ブログはお休みにして、夫と一緒に早くから寝ることにした。

 

夜中に何回かは起きたけれど、起きたのは何と8時30分にもなっていた。ま、よく眠れたのでしょう。

着替え、朝食を済ませ、ホテルを出発したのはもう10時過ぎ。

それからJRと私鉄と私バスを乗り継ぎ、息子の家に向かった。

息子が私鉄を降りたところまで迎えに来てくれたので、あとは心配することもなく息子の家に到着した。

 

家には彼女と、私たちのために保育園をお休みした孫二人が待っていてくれた。

そこで彼女の手料理をいただき、孫たちの成長を楽しませてもらった。

 

帰りの新幹線は16時52分。

1時間ぐらい前には新横浜の駅に到着したいと思っていたので、息子の家を14時30分には出ることにした。

帰りはバスを使わず、歩いて駅に。

息子も彼女も孫たちも一緒に駅まで来てくれた。「ここが彼らの住む町か」と思うと、何だか感慨深くて涙が溢れそうだった。

 

新横浜に着いたのは予定通り1時間前。

時間になるまでお弁当やお茶を買ったり、待合室でお茶を飲んだり、トイレを済ませたりして過ごし、無事に予定の新幹線に乗ることができた。

夕食はいつも17時から17時30分ぐらいなので、新幹線の中でお弁当で夕食を済ませることにした。

静岡辺りではまだ暗くなっていなかったので見事な富士山を見ることができた。

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写真は新幹線の窓から撮ったのでうまく撮れなかったけれど、ものすごくステキだった。

夫は指さし「お~!! お~!!」と大喜び。

富士山を見ることができると、嬉しくて何だか得した気分になるから不思議だ。

 

そして、無事に1泊2日の旅が終わった。

この2日間のことは思うことや書きたいことがいっぱいある。

だけど、それはまたおいおい書くとして・・・

私はものすごく疲れたけれど、充実感も味わえたし嬉しくてたまらないのだ。

電車に乗れた。バスにも乗れた。川瀬巴水展にも行けた。ホテルにも泊まれた。

それより何より、ずっと行きたいと思っていた息子たちの家に行けたのだから。

夫は私以上に疲れたかもしれない。1泊旅行はリハビリ10回分だというけれど、私にはそれ以上の価値があったような気がしている。

夫に「楽しかったね」というと、首を縦に頷きにこっと笑ってくれたから。