えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

夏野菜が植えたいけれど

子どもたちが大学生になり、家を出てからのゴールデンウィークはいつも庭仕事をしていた。

夫はその2週間ほど前から仕事の合間を見つけては畑にしたところを耕し、草を取り、苦土石灰を撒き、元肥を入れ・・・と、土づくりに余念がなかった。

そして、ゴールデンウィークに入ると買ってきた夏野菜の苗を植えて楽しんでいた。

他にも庭木の刈り込みもしていたので、それこそ1日中庭で過ごしているぐらいだった。

一人でやってくれれば私は自由なのだけれど、夫はいつも私を手伝わせていたので、私も大忙しだった。

 

夫が半年の入院生活を経て、退院したのは2011年4月5日。その1か月後、夫の退院を見届けたように同居の母親が亡くなった。

私は夫に介護が必要になったこともあり、その年は庭仕事どころではなかった。

もちろん野菜など作るゆとりもなく、草取りもできなかった。結果、庭は荒れに荒れ、目に付かないところの草は膝丈ぐらいまで伸びてしまった。

10月に入って、夫がデイケアに通うようになり、私は少しだけ自分の時間が取れるようになった。すると、草だらけになった庭が気になりはじめた。

で、冬に入った頃から枯草は火災の原因になるからと少しづつ取りはじめた。

 

翌2012年から、私は時間を見つけては草取りに励んだ。だけど、一旦草だらけになった庭はそうそう簡単には元に戻らない。

でも、2012年、2013年は私の兄が畑の手入れを手伝ってくれたので、夏野菜だけではなくジャガイモやタマネギなども植えることができた。

それでも畑にしたところ以外の庭の草は取っても取っても追いつかず、イライラのしどうしだった。

 

兄は今年、校区の仕事を引き受けたこともあり、かなり忙しくなった。それで、自分の家の庭に野菜を植えることもお休みするというのだから、我家の畑どころではないのだ。

 

私は去年ぐらいから少しづつ精神的にゆとりが出てきた。で、今年は草取りも頑張っている。だから、このゴールデンウィークは一人で夏野菜を植えようと思っていた。

だけど、草取りばかりしていて畑の土づくりが間に合わなかったのだ。

今朝も早く起き、夫が目覚める前の1時間ほど草取りをした。そして、午後からまた、夫のお昼寝中に1時間ほど草を取った。だから庭の草はだいぶきれいになってきた。

 だけど、畑の土づくりが・・・

トマトにナスにキュウリにピーマン。そして、ゴーヤが植えたい。だけど、苦土石灰も撒いてないし、元肥も入れてない。それでは植えても上手くいくはずがない。

それでも何か作物を植えたいと思うのだ。

野菜用の培養土を買ってきて、今年はプランターや鉢で育つ野菜を植えてみようか。

それでは、餅より粉の方が高く付きそうだけれど・・・