えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

成果が見える仕事

この間の月曜日、夫がせっかくデイケアに出かけたというのに、私は1日何もせず、ダラダラと過ごしてしまった。

で、今日はそんなことがないようにと、昨日から計画を立てていた。

まずは予定通りお墓参りに行くこと。そして、出たついでに買い物を済ませ、昼食後は庭仕事をしようと。

 

夫が出かけるのは8時40分~45分ごろ。

夫を送りだし、簡単に家事を 済ませ、お花を準備すると、もう10時だった。

 

本堂の横からお墓に向かう道中にもみじの木があり、かわいらしいピンク色の種(だと思う)をいっぱいつけていた。

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こんな時に見るのは初めてのことだ。

何だかうれしくなってきて、しばらく眺めてから写真を撮ってきた。

こんなにかわいいピンク色を眺めていると、何だかいいことがありそうな気がしてくるから不思議だ。

 

買物を済ませ、スーパーの駐車場に戻ると、携帯電話が鳴った。

兄からで「神戸と有馬温泉に行ってきたから、お土産を持って来たんだけど・・・」という電話だった。

「やっぱりいいことがあった」と思いながら、急いで家に戻った。

兄は「玄関に置いておくから・・・」と言ったけれど、数分で帰れるし、私は会いたかったので待っていてもらったのだ。

 

午後からも予定通り、庭仕事をした。

 庭仕事はきりがない程やることがあるのだ。

 

草は一雨ごとに嫌になるほど大きくなってくるし、取ったところからは小さな草が次々と生えてくる。だから、草取りはもう日常の仕事になっている。

 

南面の庭の一部に芝生が植えてある。その芝生が畑部分にまで入り込んで困っている。で、今年に入ってから時間を見つけては剥いでいるのだけれど、まだ途中。

あと3坪分ぐらい残っているので、それを全て剥いでしまいたいと思っているのだ。

 

車庫から玄関に向かうアプローチはコンクリートのスロープで、コンクリートの道と塀の間には花や木が植わっている。で、そこをきれいに整備して花壇にしたいと思っている。

 

車庫の裏に1坪ぐらいの空間があり、そこにススキが蔓延っている。葉が伸びれば車いすの夫が通るのに邪魔になるのでいつも切ってはいるけれど、全部扱いでしまいたいと思っているのだ。

 

こんなにいっぱい庭仕事があるのだけれど、今日はこの中からススキを扱ぐことにした。

 

たかが1坪ぐらいのところなのだけれど、これが大変な作業だった。

地下茎が網の目のように蔓延っていて、思うように進まないのだ。

シャベルで掘り起し、地下茎と根を取り除く。またシャベルで掘り起し・・・、土を篩にかけて地下茎が残らないようにする。

一気にやってしまわないと、残った地下茎から芽が出て、また元の木阿弥になってしまうと思い、今日は力の限り頑張った。

だけど、2時間ぐらいやって、やっと半分ぐらいしかできなかったのだ。一坪ぐらい一気にできると思っていたのだけれど・・・

 

でも、やったところは目に見えてきれいになったのが分かる。

あと半分。頑張れば、今月中にはできそうな気がする。

 

この間と違って、今日は成果が見えた。

身体はかなり疲れたけれど、こうして成果が見えると、頑張った甲斐があったと嬉しくなってくるのだ。そして、充実感も味わえた。

で、今日のごほうびは、兄からもらった神戸土産と有馬温泉土産のお菓子だった。

ホントはビール1本ぐらい飲みたかったけれど・・・