えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

いろんな思いあれこれ ひとり言

今日は夫の受診日だった。

主治医の外来は夫のデイケア日と一緒で月・木のみ。受診を終えてからデイケアに行くこともできるのだけれど、受診が終わると昼近くになってしまうので、受診日はいつもお休みにしている。夫は「その方がうれしいみたい」ということもあるので。

予約は10時30分。なので、朝はデイケアに行く日よりゆっくりすることができるのだ。

だけど、今日はこわすごみの日でもある。だから、私は夫と同じようにゆっくり寝ているわけにはいかない。

ごみ出しは日の出から8時30分までに出すことになっている。ま、ごみ収集車が来る前に出せば大丈夫ではあるのだけれど。

 

7時45分ごろ、こわすごみを持って家の前の公園の中を通り、ごみステーションに向かった。すると、公園の中に入ったすぐのところで、犬の散歩に来ていたご近所のFさんから声をかけられた。

Fさんのご主人は夫の知合いで、娘さんは長男の同級生。いつもは挨拶をする程度で話すことは滅多にないのだけれど、今朝はしばらく立ち話をしていた。

すると、一台の軽トラックがごみステーションのところで止まり、捨てられていたごみの中からめぼしいものを拾い、持ち去ったのだ。

こわすごみは電気・ガス・石油器具類とその他日用品類。発泡スチロールの緩衝剤、その他プラスチック製品、食料品のネットなど。これらは鉄やアルミ等金属類を回収しリサイクルしているのだ。当然、違法なものを出してはいけないし、ステーションから持ち去ってもいけないことになっている。だけど、こわすごみの日や資源ごみの日にはこうして持ち去るトラックが何台も回ってくるのだ。

ごみステーションの横にはビンカンボックスが設置されていて、その中から缶を抜きとっていく人もいる。ビンカンボックスには「抜き取り禁止」と書いたプレートも張ってあるけれど。

資源ごみの持ち去り、缶の抜き取り、どちらもお金になるらしい。だけど、市の条例で禁止されている行為であり、罰則もある。

今朝も2台の軽トラックを見た。持ち去ることで生活の糧にしているのだろうか。ごみ収集日に回れば、簡単に集めることができ、お金に変えることができるかもしれない。だけど、やっぱり盗人には違いないのだ。けど、遠巻きに見ていただけで、私は注意することができなかった。

 

10時15分ごろ、病院に着いた。そして、予約時間を少し過ぎたところで順番が来た。

主治医:「変わりありませんか?」

私:「血圧は落着いていて痙攣発作もありませんでした。ただ、最近は足が浮腫むようになったのです」

主治医:「そうですか。ま、変わりなくていいですね。じゃあ、いつものお薬を出しておきます。次回は3か月後に・・・」

で、診察終了。次回の予約時間は確認もなく、10時だった。

 ま、いいけれど・・・

今までは「予約時間は10時30分にしてほしい」と伝えてあった。で、ずっとその時間だったので、確認せずに予約表を受け取った。だから私が悪いのだ。

でも、浮腫みに対する返事もなく、対処方法もなく、予約時間の確認もなく、「これでいいのかな・・・」 と複雑な思いだった。

 

午後から、調剤薬局に内服薬を受け取りに出かけた。病院からファックスが送ってあるので、薬の準備はできていた。

内服薬の入った薬袋を個人別のかごに入れ、床に置いてある3段ボックスの中に置いてあった。夫のかごは3段ボックスの一番下段にあり、そこは床面から数センチの位置だ。

病院では床面から30㎝までは不潔な区域とされている。かごに入っていても、薬袋に入っていても、清潔なものを置く位置ではないのだ。そういう意識はないのかと思ったら、医療従事者として残念だった。ここでも言葉に出して言うことができなかった私は調剤薬局の変更を考えてしまった。

 

思うだけでは改善されないのは分かっている。だけど、やっぱり言えないでいるのだ。

持ち去る人は反撃が怖い。医師には・・・

調剤薬局には言えないことはないけれど、モンスターみたいに思われたくないと言うことかも。で、モヤモヤしているのだ。