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えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

時は金なり老婆心

夫は週3回、訪問リハビリを受けている。そして、3回とも違うPT(理学療法士)が担当している。

退院当初は火曜日がYさん、金曜日と土曜日がSさんだった。それが施設の都合で、1年半ぐらい前から土曜日はNさんに変更になった。

そしてまた、施設の都合で土曜日担当のNさんが我家の担当から外れ、前回からN2さんに変更になった。

 

違うPTが担当することにも、担当者が変更になることにも異論はない。3人が施設で情報を共有し、夫に対応してくれていることが伝わってくるし、違う目で夫を評価するのも悪くないと思っている。それに、担当PTによってリハビリの手順やら組み立てが違うのも私にとってはとても参考になっている。

 

訪問リハビリは、介護保険を使う場合、1回が20分で305単位。そして、1週間に6回までと決められている。で、我家は1日に40分、週に3回と限度いっぱいのリハビリをしてもらっている。訪問リハビリの報酬は1単位いくらと決められ、我家が支払うのはその1割だ。

 

訪問リハビリはPTが各家庭を訪問し、利用者の自宅でリハビリを行うものだから、移動効率を考えて担当が変わることがあるようだ。我家のPT変更の意図もそのようだった。施設側で考えれば当然のことだから、それは構わないのだ。

 

ただ、訪問リハビリを受けていて、時々思うことがある。

それは開始時間と終了時間のこと。

1回の時間が決められているのだから、きちっと時間通り始めなければならない。そして、同じように時間通りで終わることも必要だと私は考えている。

事故等のアクシデントで遅れることはあるかもしれないけれど、それ以外で遅れるのはもっての外だと思う。ま、5分ぐらいなら、その分延長すれば大した問題ではないかもしれないけれど。

同じように、ダラダラと時間を延長することもよくないと思う。リハビリを受ける側にとってはありがたいことであってもだ。

私がそんな風に思うのは、以前、医療界にいて、訪問看護の部署を担当していたからかもしれない。訪問看護も同じことなので。もちろん、ヘルパーも同じだと思っている。

 

今日はこんな空の中、N2さんは時間通りにやって来た。

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今日が2回目のN2さんは若くて元気で一生懸命な男性PTだ。感じも悪くない。

以前、Nさんと一緒に見学に来た時、確か新人だと言っていたような気がする。だから、卒業したばかりなのかもしれない。でも、プロには違いない。

 

夫は高次脳機能障害も抱えているので、いつもと違うと戸惑うことがある。N2さんもまだ夫に慣れていない。

それでなのか、組み立てたリハビリが時間通りに進まないのかも知れない。歩行訓練を始めた時間が終了5分前だった。

歩行訓練はほぼ全介助で、方法も三人三様だ。だけど、慣れたPTでも5分は厳しい。いつもはベッドから縁側を通り、5センチ程度の段差訓練を入れて隣に部屋に行き、引き返しているのだけれど、時間やその時の状態によって段差訓練をやめてベッドに戻ることがある。で、そのことを伝えたけれど、今日は段差訓練もしたいと言われた。それはとてもありがたいことだけれど、時間がないのだ。

結局、10分オーバーして訓練は終わった。

1回20分の訪問リハビリだ。たとえ、我家は2回分だから40分としても、10分という時間は1回分の半分にあたる。実は前回も10分オーバーしたのだ。私が「時間が過ぎてしまって申し訳ないです」というと、前回の時もそうだったけれど「時間のことは気にしないでください」という返事が返ってきた。

時間が延長しても、延長料金を請求できるわけでも、支払うわけでもない。我家のリハビリは12時までなので、その後は多分昼休憩だろう。だから、他の利用者さんに迷惑がかかることもないのだと思う。だけど・・・

時は金なんだよ。あなたたちは金を貰い、リハビリというサービスを売っているわけで、我家は金を支払い、それを買っている。これは仕事なんだから、時間はきっちりとしないとダメなんだよ。

ホントは老婆心でそう伝えたかったけれど、私は経営者ではなく利用者だ。相手の親切だと思えば、せいぜい終了時間を伝えることぐらいで、そんなことは言えるはずもない。

 

火曜日のYさんは遅れることもないけれど、延長することもほとんどない。金曜日のSさんとこれまで土曜日担当だったNさんはたまに5分ぐらい遅れることがある。そして、5分ぐらい延長することもある。1度だけだけれど、Sさんは5分早く終了したこともある。

他の利用者さんのことは知らないけれど、私は口には出さないけれど、時間にはうるさいのだ。それで、仕事を見てしまうこともあるぐらいだ。

ま、そうは言っても、みんないい人なので、どの人も気に入ってはいるのだけれど。リハビリはもちろんのこと、私の話にも耳を傾けてくれるし、何より優しい人ばかりなので。

 

私はもとより、スタッフがダラダラと仕事をするのは嫌いだった。それによって残業になるのはなお嫌いだ。「残業すればいいだろう・・・」みたいな考えは大嫌いだ。

仕事はきちんと時間内に収め、いかに効率よく組み立てるかだ。もちろん、成果も人間性も問われる職業だけれど、時は金なのだ。

 

そんなことを思いながらリハビリを終えると、いいお天気になっていた。

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とはいえ、お昼休みが減ってしまっただろうN2さんにとても感謝し、今後の成長を期待しているのだ。