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えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

片付けをしよう

昨日のこと、録画しようとテレビをつけると、NHKであさイチという番組をやっていた。そして、番組のメインテーマが「どうする?親の家の片付け」というものだった。

昨日は昼前に約束があり、それまでに家事をするつもりでいたものだから、じっくり見ているわけにはいかなかったけれど、それでもテレビをつけっぱなしにして、ところどころ見ていた。

 

今、老境にさしかかった「親の家の片付け」に悩みを抱える「あさイチ」世代の娘たちが増えているという。

実家に帰省するたびにモノがたまっているのが目につく。片づけを促しても親はモノは捨てようとしない。娘が片付けようとすると、親は娘に勝手にモノを処分されることを極端に嫌がり、ケンカになってしまうという。

番組では片付け代行会社代表の方をゲストに迎え、実際に「親の家の片付け」を経験した娘世代の人たちを取材、親との向き合い方や実践的な片付けのノウハウとともに「親の家の片付け」について考えるというものだった。

 

私の母は52歳の時に病に倒れ、54歳になったばかりで亡くなった。その時、私はまだ結婚前だったので、親と一緒に暮らしていた。

母はそれまで、朝早くから夜遅くまで、土日もなく、仕事仕事の人だった。でも、私が片づけを手伝うことをとても嫌がった。台所や洗濯を手伝うのは喜んだし、掃除もよかった。だけど、片付けだけはモノの在りかが分からなくなるからと拒まれたのだ。

ま、溢れるほどのモノはなかったし、若かったこともあり、そうそう散らかっていることはなかったと思っているけれど。

母が亡くなってからも、まだ元気だった父がいたから、モノの片付けで困ったことはなかった。

 

父は亡くなる2年ぐらい前から、だんだんモノが溢れるようになり、掃除も行き届かなくなってきた。生活の場は私が手出ししなくても見ていられる程度ではあったのだけれど。

それでも、父が亡くなってからの実家の片付けは大変なものだった。ま、仕事場が一番大変だったのだけれど、それ以外にも、布団類、衣類、台所用品、母の物、本に雑誌・・・等など、全て片づけるのに兄と二人で3ケ月もかかったのだ。

 

今の我家も使っていないモノがいっぱいある。

押し入れの中には布団類が何組ぐらいあるだろうか。たぶん、8組ぐらいはあると思う。一度も使っていない座布団は15枚もある。物置には箱に入ったままの贈答品の肌掛布団が4枚もあったし、真新しい食器類にスプーンとホークとナイフセットが3組。木のお盆も・・・

その他にも、子どもたちが小学生の時に使っていた書道用具にピアニカ、そして破魔矢に大将飾り・・・

私の皮細工の道具に材料。袋物の材料や手芸用品。夫の使っていた仕事関係のモノ・・・

お土産の人形類に文房具の数々・・・

今は物置と押し入れの中に収めていて、生活しているところの床にまでモノが溢れていることはない。だけど、見るとイライラしてくるのだ。そして、近い将来、片付けられなくなってしまう自分を想像すると恐ろしくなってくる。

「まだ体の自由が効く今のうちに片付けなくては・・・」と思う。私が死んだあと、子どもたちが困らないようにと。

新しいものは一品寄付に出せばいいと思うけれど、出す段になって、もったいなくなり、それもできずにいる。今残っている新しいものは使わなくても気に入っているモノばかりなのだ。

子どもたちが使っていた書道用具などは処分すればいい。自分の道具はあるのだから。そう思うけれど、それだって使えると思えば処分できないのだ。

 

今年の正月、帰省した息子に片付けの話をした。

その時、息子は「その時は、僕が片づけてあげるから心配しなくてもいいよ」と言ってくれた。だけど、業者に頼めばお金がかかるし、自分で片付けようと思うと並大抵のことではない。

 

昨日、あさイチを見ていて、やっぱり子どもたちに全てをやらせるわけにはいかないと思った。

まだ身体が動く今のうちに片付け始め、必要なものだけを残してすっきりさせようと思う。

帰省の度に子どもたちに心配かけることがないように・・・