えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

眠れなくなったので

昨夜はあんまり眠たかったので早々と20時頃に床に就いた。

で、気持ちよく寝ていた所、23時頃に電話のベルが鳴り、目を覚ましてしまった。

電話は長男からだったのだけれど、それからはもう眠れなくなってしまった。まあ、年寄りが3時間もぐっすり寝ていたわけだから眠れなくて当たり前かと思いながら、起きてしまった。

 

もう昨日のこと。

友人から「クロウリをもらったから食べるようならいつでもいいので寄ってください」とメールがあった。

友人は美容院を経営しているので外出できないこと。そして私が木曜日は外出が可能だと知っているからのメールだ。

メールに気づいたのは14時少し過ぎた頃。友人のお店までは10分とかからない距離なので、夫がデイケアから帰宅する前には行ける時間だった。

最近は野菜の値段が高騰しているし、何よりせっかく声をかけてくれたのだからと、いただきに行くことにした。

 

友人は8月に郡上踊りに出かけると言っていた。盆踊りの太鼓やお囃子を聞くと、心が逸るのだと。

美容院にはお客さんがいたので詳しい話しは聞けなかったけれど、おすそ分けと一緒にその時のお土産をいただいた。

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左から郵便局で販売しているご当地フォルムカード、郡上八幡風景印を押したハガキ、ふくろうの絵はがき。

ふくろうの絵はがきは手触りや宛名面に少しだけ黄土色の汚れが付いていることから印刷ではなく手描きのようだ。そして、中には「ふくろうの栞」が入っていて、そこにはこんな言葉が書いてあった。

福籠は

不苦労(苦労知らず)で

不老(不老長寿)ゆえに

(知恵)袋となる

ふくろうは首が360度回ることから、見通しが聞き、商売繁盛につながり、福がくる縁起のよい鳥とされています。

学問の神様・長寿の鳥としても呼ばれております。

これは勝手な想像だけれど「不苦労」(苦労知らず)という言葉を見て、私のために買ってきてくれたのだろう。こういう優しい気持ちに触れるとほんとにありがたいことだと思うのだ。

 

ハガキはいつも専用ファイルに入れておくのだけれど、この手描きのふくろうの絵はがきは額に入れていつでも見えるところに飾っておこうと思っている。

「不苦労・不老長寿・知恵袋」と思いながら眺めていれば、例え縁起担ぎであっても、幸せな気分になれそうだから。

 

クロウリと言われて頂いた物、ちょっと小さいけれど、私にはどう見ても冬瓜にしか見えなかった。

長男からの電話の時、携帯にメールの着信履歴に気づき開いてみると「クロウリではなく冬瓜でした」と入っていた。やっぱりそうだったか・・・

友人は冬瓜をもらったけれど、クロウリだと思い込んでいたようだ。友人にくれた人から冬瓜と聞いて間違いに気づき連絡してくれたのだ。私は気づいた時間が遅かったので返信メールは明日することにしたけれど、律儀だなあ。

 

それにしても、今日は重ね重ねありがたいと思う1日だった。もう昨日のことか・・・