えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

ごみのはなし

毎週火曜日、金曜日は燃やすごみの日だ。

この間の火曜日のこと。

前日の庭仕事で出た燃やすごみを4袋、一輪車に積んでごみステーションへ出しに行った。まだ時間が早かったのでいつもほど出ていなかったけれど、その中に荷造り用のビニールひもで縛った雑誌が一縛り置いてあった。ときどきこうして出されていることがあるけれど、新聞や雑誌は資源ごみなのだ。確かに燃えるけれど。

「これって資源ごみなのに・・・」と思いながら、家に戻った。

 

9月初めの市の広報に「調べてみました豊橋のゴミの特徴」というごみの特集が載っていた。

特徴その1 他のまちと比べて家庭ごみが多い!

特徴その2 もやすごみ(可燃ごみ)の割合が多い!

特徴その3 資源として出されるごみの量が少ない!

特徴その4 ごみ処理施設に自己搬入されるごみの量が多い! と。

家庭ごみが多くて、資源ごみが少ないのは頷ける。

良いか悪いかは別として、私の住む市は緩いというか、あまいもの。

 

今年の春頃のテレビだったと思うけれど、他の自治体の指定ゴミ袋の値段のことを放送していた。はっきり覚えていないけれど、一袋40円だったか、もっと高かったか・・・ 45㍑のビニール袋が今でも1枚当たり安いところなら10円ぐらいで買えることを思えば、とにかく高かった。で、テレビに出ていたその自治体の人はごみをなるべく少なくするように細かく分別し、例えばコピー用紙のような紙類は資源ごみに出すようにしていると言っていた。

二男が住んでいる千葉県のある市でも、もう10年以上前から指定のゴミ袋で出すことになっていた。しかも紙製で古新聞を入れる袋ぐらいの大きさだった。値段は当時、今の45㍑のビニール袋と同じぐらいだったと記憶している。大きさから比較すれば何倍もの値段だ。

私の住む市では指定のゴミ袋ではなく、半透明のビニール袋であれば何でもいいことになっている。ビニール袋に入れずに段ボールに入れてあっても回収してくれる。

 

今年の4月、市内の全スーパーでビニール袋が有料になった。エコバックを持たない人も多く、その人たちはスーパーでお客様用の段ボールを貰い、それに買った物を詰めている。段ボールは無料だから。それでなのか、段ボールに入れた燃やすごみも増えたような気がする。

 

新聞、雑誌、段ボールなどの資源ごみは地域の資源回収か市の指定場所に持って行くことになっている。

地域の資源回収は町内、小学校、中学校とあるけれど、そんなに回数は多いわけではない。指定のところまで持って行く手立てのない人も多いと思う。だから燃やすごみとして出すのだろうか。

だけど、今日は小学校の資源回収の日だった。小学校は家の前に出しておけばPTAの方が持ちに来てくれるのだ。

 

あのごみステーションの雑誌、いつまでも家に置いておきたくない気持ちも分からないではないけれど、今日まで待てなかったのだろうかと思ってしまった。限りある資源なのだからと。

まあ、そういう私も牛乳パックは燃やすごみで出してしまうのだから同じことか・・・