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えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

思うようにはいきません

 夫は現在、介護保険制度を利用して週2回デイケアに通い、週3回訪問リハビリを受けている。そして、平日1日と日曜日は予定はない。

で、デイケアの日以外はどんなに朝が遅くても、内服薬の影響なのか午後からは2時間ぐらい昼寝をしている。それでも夜は9時ごろには寝てしまうので、寝たいだけ寝てもらうようにしていた。ま、お昼寝中は私も一息つけることもあるものだから。

ところが最近、とろんとろんの目をしていて明らかに眠たいと思われる時でも、寝ないと言うようになった。そして、玄関で外を指さし、外出したいと意思表示。その時、私がどんなに疲れていて外出したくないと言っても外を指さし続けるのだ。で、結局私が根負けして出かけていた。その行く先も今までの散歩コースと違い歩きにくいコースだ。しかも毎日同じ公園まで行き、そこを1周して帰れば気がすむのだ。だけど、その公園までの道はなだらかだとはいえ、登り坂に下り坂、市内電車の線路を渡ったり、でこぼこの道もある。で、私が「歩きにくいから、今まで出かけていた公園のほうにしよう」と言っても、頑として聞かず、私が大変な道のほうへと誘導するのだ。ま、いやいや付き合った私にも毎日1時間の散歩は健康をもらったばかりだけでなく、紅葉も楽しませてもらったのだけれど。

 

さくらにいちょう並木。

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いちょうはこの時、まだ黄緑色だ。

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 反対側から見たイチョウ。数日後にはこんなに黄色になっていた。

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青空にケヤキの紅葉が見事だ。

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こちらも毎日1枚づつ撮影。写真では分からないけれど、実際には少しづつ変化を感じることができた。

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真上を見上げれば・・・

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近場でもこんなにきれいな紅葉が楽しめた。

夫は紅葉の名所と言われるところに行けないのだから、こうして公園の紅葉を楽しみたいのかもしれない。

 

夫は一人では外出できない。だから、外出したいと意思表示すれば、付き合ってあげたいと思っている。だけどいやいやの日もある。しかも行き先が歩きにくい道だと尚更だ。

それで先日、ついつい嫌味を言ってしまった。「そんなに外出したいのなら、デイケアに行くのをもう一日増やしたら」と。

一年ぐらい前、同じように言った時にはぎょっとした目で私を見たのだけれど、その時は首を縦に頷いた。だけど私がそんなことを言ったものだから、売り言葉に買い言葉のように頷いたのだろうと思っていた。

 

夫は デイケアに行き始めたころ、かなり行くのを嫌がった。最近は施設にも人にも慣れたようで嫌がることがなくなったけれど。

だから日数を増やせるなんて思いもしなかった。

それで、何日か日にちを置いてから「デイケアの日数を増やしたいの」と聞いてみた。するとまた頷いたのだ。そしてもう一度聞いた。それでもやっぱり返事は同じだった。

 

夫は現在、デイケアと訪問リハビリの他に福祉器具等をリースしている。

夫の今の介護度は要介護4なので、1ヶ月の限度額は308060円。その1割が自己負担になる。でも夫の場合、今のところ使っているのは20万円弱だ。デイケアを週1回増やしてもたぶん40000円増えるぐらい。例えば要介護3になったとしても1ヶ月の限度額は超えないはず。それに我家は低所得者なので一定額を超えた分は補助が得られる。だから支出金額は変わりがないのだ。

ただ、デイケア施設の人数と訪問リハビリの日にち調整ができなければ日数を増やすことはできない。

それで今日、ケアマネに調整を図ってもらうように依頼した。デイケアを月・水・金にし、金曜日の訪問リハビリを木曜日に移動できないかと。

結果はデイケアに空きがなく、調整ができなかった。ケアマネからは「他の施設はどうでしょうか」と聞かれたけれど、夫は失語症なので、自分の気持ちを人に理解してもらえない。せっかく今のデイケアの職員や利用者に慣れたものだから変わりたくはないのだ。で、空きが出るまで待つことにした。

デイケアで空きが出るのはいつになるか分からない。やめる人が出ない限り日数を増やせないのだから、思うようにはいかないものだ。