えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

THE CITY OUT MY WINDOU

昨日、長男家族はみんなでアメリカに移住した。

10月下旬に2週間ほど出張として渡米した長男は11月初めに正式に転勤。先ずは単身で渡米し、ホテル暮らしをしながら即入居できる物件を契約し、家族を迎えに来たのだ。

 

出張から帰国した後、息子たちとスカイプで話をした。その時、孫たちはアメリカ土産の可愛いTシャツを着ていた。そして、息子は「母さんたちにもお土産を買ってきたから送るね」と言ってくれた。で、それが金曜日の日に届いたのだ。

「THE CITY OUT MY WINDOU   63VIEWS ON NEW YORK」という洋書。

英語が苦手で勉強してこなかった私には残念だけれど全く読めない。分かるのはホントに簡単な単語だけ。情けないことだけれど。

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 ただ、この本はニューヨークにあるアパートメントのさまざまな窓から見える景色というか街並みをスケッチし、そのスケッチに説明を加えた本だということは分かった。

表紙はこんな風に窓になっていて、装丁も魅力的な本だ。

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 英語は読めないけれど、窓から見えるスケッチがとてもステキ。きっと「父さん好み」だと思ったのだろう。

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 そして、自分がこれから2年間暮らすニューヨークの街並みを私たちにも見せてくれようとしたのだろう。こんな街並みを見ながら暮らすんだよと。この間帰省した時に「母さんたちはアメリカに来れそう?」と聞かれ、「ちょっとムリかな・・・」と答えていたから。

これは勝手な思い込みかもしれないけれど、そう思えることがうれしかった。

 

学生時代に使っていた英和辞典を引きながら、63戸の窓から見える街並みがどんな風なのか読んでみたいと思っている。文法も単語も全く覚えていないのだから読めるかどうかわからないけれど。

そして、夫が元気だったなら、息子たちが育ったこの街並みの風景をスケッチし、エアメールで送るのに・・・ なんて思ってしまった。こちらも残念なことだけれど。

だけど、スケッチは無理でも、小さかった時に連れて行った公園や、市内電車が走る風景、卒業した学校まわり等など、街並みの写真をハガキにすることはできると思う。そうしてエアメールで送ろう。せっかく一眼レフを手に入れたのだから腕を磨いて。

 

ここは保育園の頃自転車でよく行った公園。

 今日は夫と散歩してきた。

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夫と散歩をする時には古いコンパクトデジカメで撮っている。しかも急いで。

だから・・・と、うまく撮れない言い訳をして・・・

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 本は2年かけて読破する予定。

そして、私たちが住み、子どもたちが育ったこの街のそれぞれのVIEWを本のように説明の言葉を添えてハガキを出すことにしよう。喜ばないかもしれないけれど。

「THE CITY OUT MY WINDOU  〇〇VIEWS ON TOYOHASHI 」として。