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えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

今日の1日

今日はこの辺りでも雪がチラチラ舞う冷たい1日だった。

朝は 夫がデイケアの日なので頑張って起きたのだけれど、昨日1日お通じがなかった夫は私に「送って欲しい」とジェスチャーで訴えた。

私は11時から約束があり、それまでは「これをして、あれをして・・・」と自分なりに考えを巡らせていた。だからホントは送迎車に乗って行ってほしかった。だけど、送迎車はあちこち利用者を迎えなが施設に行くので時間がかかり、途中でトイレに行きたくなっても行くことができないのだ。マヒが残っている夫はトイレに行きたいと思うと、健常者のように我慢することが難しい。「もしも失敗したら・・・」と思うと、あまりに気の毒だ。実際、4年間で2回ほど失敗してしまったことがあるものだから私の予定は大幅に狂ってしまうけれど送って行くことにした。送迎車で行くことを思うと半分以下の時間で施設に到着できるものだから道中はセーフ。そして、私が帰ってから無事にトイレは成功したと連絡帳に書いてあった。やっぱり送って行ってよかったと胸を撫で下ろした。

 

11時、約束通り友人と会った。

実は今日は友人のアッシー君を引き受けていたのだ。行先はとある骨董品店。骨董品店など一人では入ることはまずないのだけれど、友人のお供で今日が3回目。そこのお店は骨董品だけでなく手作り品なども置いてあり、なかなか魅力的なところなのだ。今回はそこに友人が着物の直しを依頼してあり、それができたからとりに行ったのだ。私は何も買わなかったけれど、骨董品も手作りも大好きな私にはものすごく刺激的だった。古布を使って作った作家モノのバッグ。着物地で作ったベストやブラウスなどの洋服類に袋物。アクセサリーの数々・・・

お茶とお菓子をいただき、散々おしゃべりをして1時間ぐらいは居たと思う。とにかく刺激的で、家に帰ってからも何かを作りたくて布を出しては眺めていた。そして未だにそれが治まらずにいるぐらいなのだ。

 

帰り道、すぐ近くにある瓜郷遺跡に寄った。

登呂遺跡には何度か行ったことがあるけれど、自分の住む市にある瓜郷遺跡は初めてだった。もちろん、遺跡の存在は知っていたけれど。 

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 ここは国指定の史跡で、弥生時代を中心とした遺跡だ。

土器などの出土品は美術博物館に収蔵されているので、私は美術館に行く時には大抵見ている。

 

これは弥生時代の竪穴住居を復元したもの。

入り口には鍵がかけてあるので中は覗くだけで入ることはできない。

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 これは弥生時代の高床式倉庫の模型。

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この中に14頁の冊子(パンフレット)が入っている。それがこれ。子どもでもわかるように書いてあるのでとても勉強になる。

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全体からみるとこんな感じ。

我家の前の公園と比べると3分の1ぐらいの広場だ。

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 夫は小学生の頃、市内牛川地区の遺跡調査に参加したことがあると言っていた。ここも昭和22年11~12月、23年4月、同年11月、24年4月、27年10月に発掘調査が行われ、地元の小学生や中学生、高校生も数多く参加したそうだ。

 

瓜郷遺跡をあとにして、次はランチ。友人がアッシー君のお礼にとご馳走してくれた。写真はないけれど、自分ではたぶん食べないような豪華なランチだった。

 

ランチの後は食後のコーヒーを兼ねて喫茶店のギャラリーで開催中の絵手紙展を観に行った。友人のお友達が数人出品しているそうで、今日を逃したら行く機会がないからだ。

みんなそれぞれの人生を楽しんでいるのだと思うと、私にはやっぱり刺激になるみたい。

このところ、夫にトレーシングペーパーに絵を描いてもらい、消しゴムハンコに挑戦していたけれど、今日は「あれもしたい、こんなこともしてみたい・・・」と思う、刺激的な1日だった。