えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

出かける時は晴れて欲しい

先々週の水曜日から、私は天気予報ばかりを気にしている。

と言うのは、先週水曜日は夫の歯医者さんの予約日で、木曜日は夫がデイケアに出かけた後、友人と田原まで行く約束をしていたから。

そして、今週水曜日は夫と出かける予定があるからだ。

 

先週の歯医者さんは雨でも行く予定だった。だから、私自身の心構えの問題だけなのだ。だけど、雨なら自分の行動をシュミレーションしておかないと気分が落ち着かないのだ。

 

木曜日は夫がデイケアに出かけた後、友人と田原市まで出かける約束をしていた。目的は田原市にある喫茶店へ「遊書展」を観に行くこと。喫茶店のホームページによると「人にやさしい街づくり条例」を基に、お手洗いだけでなくテーブルも車椅子でスムーズに入れるような設計になっていて、車いす用の駐車場も1台あるそうだ。最近ではそういうお店も増えているけれど、どんな風になっているのか実際に自分の目で確認してみたいと思っていた。今後、夫とも安心して行くことができるかもしれないから。

だから、この日も雨でも出かける予定でいた。だけど田原市は今、菜の花まつりの真っ最中だ。メイン会場の菜の花は今まさに満開だと新聞に写真付きで載っていたばかり。だから雨でなければそこにも行きたいと思っていた。

 

いくら週間天気予報を見てはお天気を気にしていても、私の都合がいいようになるわけはない。結果は天気予報の通り、水曜日は大丈夫だったけれど、木曜日は本降りの雨だった。水曜日は夫と出かける時に雨が降らなくて良かったと一案したのだけれど、木曜日は菜の花まつりの メイン会場に行くのは諦めた。まあ、一番の目的は達成できたのだからいいのだけれど。

 

今週の水曜日、できれば新幹線で出かけたいと思っていた。

気象庁では毎日、5時、11時、17時に予報を発表している。だから、それに合わせて私も毎日、日に何度も週間天気予報を確認していた。

行く先は、よっぽどのひどい雨でなければ、雨が降っても玄関から車庫まで雨具を使うだけ。あとは屋根のあるところや地下道で行くことができるのは確認済み。だから雨でも大丈夫なのだけれど、それでもできれば雨の日は避けたいと思うのだ。

 

先週の水曜日に確認した時には、火・水と晴の予報だった。それが翌日の木曜日に確認すると、火・水ともに雨に変わっていた。

新幹線の車いす席は2日前までに予約が必要なのだ。それを考えると、もう「どうしよう。どうしよう。どうしよう・・・」と、悩んでしまった。

 

出かける目的は絵を観に行くこと。会期は3月22日まで。

今週の水曜日を逃すと、2週間後まで行くことができない。それに延ばしたところでその日が晴れるとは限らない。

夫に「どうしよう・・・」と言ってみると、なんと「雨でも行く」と意思表示したのだ。悩んでいたのは自分だけ。

「雨が降ったとしても、何とでもなるさ」と自分自身に言い聞かせ、今日は夫がデイケアに出かけた後、駅まで新幹線の切符を買いに行ってきた。そして、平日なので往復とも希望する列車の車いす席を予約することができた。

 

今週水曜日の天気予報。今日の最終予報は「晴一時雨」降水確率60%。

行く先の天気は「晴一時雨」降水確率80%。

でも、晴れて欲しいなあ。往生際が悪すぎるけれど・・・