えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

夏の暑さにも負けず

関東甲信越地方に一日遅れ、私が住む東海地方もやっと梅雨が明けた。

で、今日は久しぶりに青空が広がり、うれしくなるようないいお天気だった。

 

今日は海の日

祝日だけれどデイケアは通常通り。なので、夫はいつも通り出かけて行った。

 

このところテレビでは天気予報の度に「熱中症に注意するように」と言っている。

でも、庭に出れば遠く岩田球場から高校野球愛知大会の応援が聞こえてくる。

ドン! ドン! ドーン!!  ♪♪お~おお~お~お~♪♪ かっ飛ばせ~!! 〇〇~!! ドン! ドン! ドーン!!  

こんな元気な声や太鼓の音を聞いたんじゃ私も負けてはいられない。ということで、朝から庭仕事を始めることにした。

 

それでも熱中症には十分な注意が必要だ。まずは水分を補給し、タイマー片手に庭に出た。予定は2時間。タイマーは1時間でセットし、水分補給と小休止をし、また1時間行う予定。

 

庭の草は梅雨と台風の間に生え放題、草花は増え放題で気になるところだらけだ。その中でも特に気になるのは離れの裏の部分。そこには子どもの頃に使っていた火鉢がスイレン鉢として置いてあり、実家を壊したときに持ってきた鬼瓦も置いてある。脇にはハラン、アヤメ、シラン、スズランスイセンナルコユリ、ドイツスズラン、タツナミソウ等など植えてあり、それが火鉢や鬼瓦を隠すほどに茂ってしまったのだ。

 

汗をたらたら流しながらも作業は進み、あっという間に2時間が経った。そして今日の成果は45㍑のビニール袋に 3袋分にもなった。

 

 疲れてしまったけれど、いつものように今日もいろいろとごほうびがあった。

まずはフウランの花。

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火鉢の裏側の木の枝に引っかけてあるだけで水も栄養も何にも与えていない。それなのにもう30年ぐらい毎年こんなにステキな花を楽しませてくれるのだ。

もしも今日、庭仕事をしていなければフウランが咲いているのに気付かなかったかもしれない。そう思うと頑張ってやった甲斐があるというものだ。それにこれを見つけただけで疲れは吹っ飛んでしまった。

 

万両の花

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一本は残念ながら気付かずに根元から切ってしまった。

花は決して派手ではないけれど、冬になれば赤い実をつけ、またまた楽しませてくれる。

 

これはフッキソウ

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地味だけれど、なかなかいいよね。

 

結局、2時間の予定が夢中でやっているうちに2時間半ぐらい経っていた。それでも自分が納得がいくまではできなかったけれど、私の庭仕事はいつもこんなものだ。

 

でも、まあまあキレイになったところを眺めては一人悦に入り「夏の暑さにも負けずよく頑張ったよね」と自分自身を褒めているのだ。