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えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

久しぶりに美術館へ

夫のデイケアを週3回にしてから夫と一緒に外出する機会がグンと減った。

それまでは平日の水曜日にはデイケアも訪問リハビリもなかったので、どこかに行きたい時にはその日を選んで出かけていた。日曜日は空いていても、どこに行っても混んでいるからあまり出たくないからだ。

それに週3回デイケアに行くことで、夫自身も外に出たいという欲求も薄れたのかもしれない。私も、時として「絶対に行きたい」と思うことがあるけれど、雨だったり、お通じがなかったり、暑かったりで「まあ、いいっか」と諦めることが多くなった。

 

それでも、今日は行きたいと思っていた展覧会に行ってきた。

地元の美術博物館で開催中の岡本太郎と中村正義「東京展」 

太郎x正義 日本の美術界に挑む !  というもの。

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地元の美術館なら日曜日でも大丈夫。でも、雨は降りそうだったし、お通じもなかなかなくて出かける時間が遅くなってしまったけれど、頑張って頑張って頑張って行ってきた。

 

中村正義は地元出身の画家だ。36歳という若さで日展の審査員に推され将来を嘱望されたけれど、翌年には日展のあり方が気に入らず脱退。それから画風を一転させ、日本画の伝統美に抗う激しく挑戦的な作風を展開した。岡本太郎は中村正義より一回りも年長。パリから帰国後、日本の芸術界全体の変革を目指した。二人とも当時の美術界では反骨精神旺盛な異端児だった。

 

正面入り口を入ると、エントランスにはこんな作品がお出迎え。 

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これは、夏休みアートスクール北村章さん(造形作家)のワークショップで作成した巨大な太郎の顔。

段ボールなどを積み上げ着色した顔は3m×3mだとか。すごい迫力だ。右は北村章さんの描い太郎のポートレイト。こちらもものすごい迫力。左は中村正義の顔の壁。 

 

全体を写せなかったので右側。

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こちらは左側。

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これだけでも圧倒されてしまったけれど、作品展は二人の作品が交互の展示され、エネルギッシュというか、中から湧き出てくるような内面の力強さが伝わってきた。

そして、岡本太郎の作品の前に立つと「芸術は爆発だ! ! 」と両手を挙げて叫んでいる岡本太郎の声や姿まで浮かんでくるような気がし、久しぶりに刺激的だった。

 

 買ってきたポストカード。

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私にとっては懐かしい太陽の塔2枚。そして中村正義の「我が妻」と「ピエロ」

右下のハガキは中村正義のハガキ購入者へのおまけ。子どもはかなり怖がるらしい。