読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

何かを作りたいと思うだけ

袋物が大好き。手作りも大好き。それは小学生のころからだ。

どうしてなのかわからないけれど、きれいな紙袋や箱も好きだから、きっと何かを入れるものが好きなのだと思う。子どものころには母から「入れるものもないのにそんなものばかり欲しがってどうするの・・・」と呆れられたほど好きだった。

 

30代のころまでは自分でもいろいろなものを手作りした。でも今は、力を入れると右ひじから指先にかけて痺れるようになってしまったし、目も悪くなった。だから作りたい気持ちは変わらないのだけれど、何かを作るということは殆どしなくなった。

 

だけど手作りしたものを見るのも大好き。何かを作っているところを見るのも大好きなのだ。だから近くで「手作り作品展」などという展覧会の案内を目にすると見に行きたくて堪らなくなってくる。

 

今では喫茶店へ行くことも少なくなったけれど、手作り品の委託販売をしているような喫茶店も好き。ギャラリーがあるところは尚のこと好きだ。

  

2年前、たまたま「リメイクバックの作品展」の案内はがきを見つけた。あまりに素敵なバックの写真に友人を誘って見に行った。その方の教室展が今年も9月22日から10月11日まで喫茶店のギャラリーで開催された。今回も友人と見に行き、ものすごく刺激を受けてきた。それから母の着物やスーツ、タイトスカート等々、何かに作り替えたいと処分できずにいたものを引っ張り出してはしばらく眺めていた。

 

その後、友人と出かけた喫茶店には委託販売の手作り品が置いてあり、友人がバネポーチを買ってプレゼントしてくれた。自分自身も巾着袋とスマホケース(パッチワークを施したもの)買った。買ったものの「私も作りたい!!」という気持ちが湧きあがり、本や雑誌を買いに行った。そしてしばらくの間、夫が寝てしまうと毎夜毎夜作りもしないのに本を眺めたり、手持ちの布を眺めては楽しんでいた。まあ、今もだけれど。

 

この間、久しぶりに友人の喫茶店に行った。彼女のお店にも委託販売の手作り品が置いてある。私の大好きな巾着や袋物もたくさんあり、それがとってもステキだった。刺し子がしてあったり、パッチワークがしてあったりで。しかも500円という値段がついていた。

私にはそれが必要なわけではなく、見ていたいだけ。持っていたいだけ。作ってみたいだけなのだ。それが500円であんなステキな巾着袋が買えると思ったらちょっとテンションが下がってしまった。私は小さな刺繍を加えたりアップリケを加えて作りたいと思っていたんだけれど。

 

この間の月曜日、「着物で作る服とバック展」を喫茶店のギャラリーへ見に行った。9月に見た「リメイクバック教室展」は販売はなく展示のみだった。今回は案内はがきには書いてなかったけれど展示即売会だ。手作りだけれどプロの技。ものすごくステキでとても真似のできるような代物ではなかった。でもやっぱり刺激的で「あんなふうに作れたらどんなにいいだろう・・・」と思いながら、買う気はないので見せていただいただけで帰ってきた。で、また布を出しては眺め、また仕舞い、また出しては仕舞いを繰り返している。

 

今日は夫がデイケアに出かけてから「五校特別支援学級合同作品展」を見に行ってきた。場所は授産施設に隣接しているギャラリー&喫茶店。ここにもさおり織りの物や小物が置いてあるけれど、今日の目的は特別支援学級の生徒さんの作品展だ。壁面にいっぱい展示してある絵の中には感動してしまうほど素晴らしい作品が何点もあり、その感性の素晴らしさには目を見張るものがある。ねむの木美術館に行った時もいつも感じるのだけれど、本当に素晴らしい感性だと思う。

 

来週は「リメイクバック教室展」に出品していた方たちの展示販売会が喫茶店のギャラリーで行われる。友人から行きたいと言われているので購入する予定はないけれどきっと見に行くと思う。そしてまた刺激を受けてくると思う。

 

今日は別として、「リメイクバック教室展」を見た時から、未だに何かを作りたいと思い続けている。今日も展覧会の帰りに本屋さんに寄り、また本を買ってしまった。

テキストも布も刺繍糸もアップリケ用のフェルトも、材料はみんな揃っている。でも作れないんだよな。

行動できるのも才能だから、きっとそういう才能がないのだと思う。まあ、本を眺めているだけでも楽しめるのだから、それで良しとしておきましょう。