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えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

フル回転の日

月曜日はとにかく忙しかった。

 

朝、夫は送迎車に乗ってデイケアに出かけたのだけれど、帰りは隣接するクリニックの整形外科を受診する日だったので、お迎えに行くことになっていた。

お迎えに行き、整形受診を済ませ、家に戻ればもう夕食の時間だ。そんな日はお迎えに行く前に夕食の準備をしておかなければならない。というか、しておきたい。

 

そして、月曜日は15日だったので年金支給日でもあった。我家では15日から翌月の14日までで予算を組み、家計をやりくりしている。先月は予定外の支出がかさみ、予備のお金にも手を付けてしまったものだから財布の中はすっからかん状態だった。なので郵便局へ1か月分の生活費を下ろしに行かなければならない。そして信金へも行き、引き落とし分の入金と固定資産税も支払っておきたかった。それから大型スーパーで買いたいものがあるし、本屋さんにも行きたいと思っていた。

 

何日か前から、月曜日には夫をデイケアに送り出したら先ずは煮物を作り、10時になったら郵便局に行き、それから、それから・・・と、その日の行動を頭の中でシミュレーションしていた。

で、煮物を作るところまでは予定通り行っていた。煮物が完成し、そろそろ出かけようかと思ったその時、友人から「モーニング(喫茶店にコーヒーを飲みに行くこと)とスーパーに付き合ってほしいのだけれど・・・」と電話が入った。スーパーにはどっちにしても行く予定だったし、喫茶店へ行ったとしても郵便局や信金には十分行ける。大型スーパーや本屋さんはどうしてもというわけではなかったので誘いに乗った。

 

友人宅と我家の中間地点にある喫茶店でお茶を飲み、おしゃべりを楽しみ、近くのスーパーへ行った。その時、友人が「本当は梅を見に行きたくて、誘うつもりだった・・・」と言った。でも、予定外のことが起き、午後から用事ができてしまったのだと。私もその日はコーヒーとスーパーにお付き合いするぐらいしか時間的にゆとりがなかったのだけれど、1月に梅を見に行ったものの、もう一か所是非とも見に行きたいと思っていた梅の木があることを思い出した。

 

友人と別れてから郵便局と信金での用事を済ませ帰宅した。それから簡単な昼食を済ませると、1時30分だった。

午後から夫をお迎えに行くまでにしておくことは洗濯物を取り込んで片付けておくこと、お風呂の掃除を済ませておくこと、出かける前に生協の宅配が間に合えば受け取り片づけておくことぐらいだ。お迎えに行く時間は3時40分。まだ2時間もあった。

 

2時間もあれば、本屋さんは諦めるとしても大型スーパーには行ってくることができる。欲しいものは決まっている。それだけを買って、往復の時間を計算しても1時間はかからないはずだ。

夫が倒れる前の自分だったら、まずそんな時間から出かけることはなかった。だけど最近はまだ大丈夫だと思えば出かけられるようになった。以前の私を知る友人はそんな変化に驚いているほどだ。

 

スーパーの帰り道、時計を見るとまだ時間にゆとりがあった。「それなら・・・」と、是非とも見たいと思っていた枝垂れ梅を見るために東田神明社にも寄った。

本殿左側のしだれ梅。見事な花を咲かせていた。 

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梅園もいいけれど、この間見に行った大口公園(二連木城址)ような静かな公園の梅もいい。けれど、神社仏閣に植えられたこうした老木の梅は尚のこといいものだと思う。

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「すばらしい!!」の一言。

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しばし見とれてしまう。

 

本殿右側の大イチョウは痛々しいほど枝が払われていた。

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1月の時の大イチョウはこんな風だった。

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これだけ枝を払っても、春にはこんなに枝が伸びるのだろうか・・・

そうだとすると、生命力のすごさに感心してしまう。痛々しいと思いながらも、私も頑張ろうという気になってくるし、元気も湧いてきた。

そして、春になり、枝が伸び、葉っぱで覆われたころにまたこの大イチョウの木を見に来たいと思った。

 

家に戻ると、3時少し前だった。それから午後から予定していたことをすべて済ませ、お茶も飲み、時間通り夫を迎えに行った。

受診して家に戻り、すぐに夕食。そして片づけを済ませるともうくたくたになってしまった。だけど夫が寝てしまった後、しだれ梅の写真を整理していたらまたまた元気が湧いてきた。

月曜日はフル回転の一日だったけれど、きっとこうした時間があったから「疲れた~」と言いながらも、元気でいられるのだろう思う。