えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

初詣

年末28日に帰省した長男家族は渋滞を避けるため2日の朝早くに帰って行った。

4日には夫のデイケアも始まり、正月の片付けはまだ残っているけれど、我が家はほぼ通常の生活に戻った。

とはいえ、息子たちが使った布団のシーツを剥ぎ、洗い、布団を干し、またシーツをかけてしまうという作業が未だ毎日続いているから朝から忙しい。

 

今日は掛け布団を干し、毛布を洗い、買い物に出かける途中で東田神明宮(あずまだしんめいぐう)、通称、田中の神明さまへ初詣に行ってきた。 

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ここは延喜2年(902)に創建されたお宮さん。伊勢神宮外宮の神領であった薑御園に天照皇大神を祀ったのが始まりと伝えられている。天文22年(1553)には当時の 仁連木城主 戸田宣光が社殿の造営を行っているとのこと。

 

今日はどこかの会社のご祈祷があるらしく、作業服を着た10数名の人たちが社殿に入って行った。私が手を合わせると神主さんがちょうど太鼓をドーンと打ち鳴らした。

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静かな境内に響き渡る太鼓の音は私の体にも響き、まるで私までご祈祷していただいているような気分になってきた。ありがたいことだ。

 

拝礼して帰ろうとすると、かわいい子を見っけ。

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本当は1mぐらいのところにいたのだけれど、カメラを構えた途端に社務所の屋根へ飛んで行ってしまった。

横向きの写真は上手く取れなかったけれど、でもかわいい。

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 何だかうれしくてしばらく眺めていた。そして、何かいいことがありそうな予感までしてきた。

実際に、偶然出会った友人とお茶を飲みに行き、楽しいひと時を過ごすことができた。その友人は私とは違う神社にお参りに行った帰りだったとのこと。二人とも「こんな楽しい時間が持てるなんて、ご利益があったね」と喜び合う単純な私たちなのだ。