えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

花を見て、鳥を見て

この間、夫と美術館に行った時、美術館前の広場に6、7人が集まっていた。そのうち二人は超望遠のカメラを三脚にセットし、もう一人は一眼レフカメラを首にかけ、残りの3、4人は通りすがりの人のよう。みんな鳥を見ているのは一目瞭然だった。

 

見ると、たくさんの小鳥が飛び交っていた。そこはレンジャクやシロハラがいるとは聞いていたけれど、私のいたところからではどんな鳥なのかまでは分からなかった。

それで、私も見たくなり、夫に見に行こうと言ってみた。だけど、夫は美術館の中へ入るように手で合図した。元気だったころは一緒に鳥を見に行くこともあったのにと思ったけれど、まあ今度一人で行けばいいかと思い、その時は私が諦めた。

 

 それで昨日、駅まで行く用事があったのでその帰り道、美術館にも寄ってみた。

美術館で市民展の写真と書の部を観た後、この間みんなが見ていたところに行ってみた。だけど、残念ながらそこに小鳥たちはいなかった。ならばと、時間もあったし美術館のある公園内を散歩しながら見て回ることにした。

 

美術館の横手に行くと、なんとマンサクが満開。 

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ここでマンサクが見られるなんてラッキー‼ と、すぐに喜べる単純なわたし。

すると、ざわざわっと鳥たちが羽ばたく音がした。見ると、この間の鳥たちのよう。そして、一羽が地面におりてきた。

みんなが見ていたのはきっとイカルちゃんだったんだ。

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 割と近くに下りたんだけれど、うまく撮れなかったイカルちゃん。

しばらく見惚れていると、他にも知らない小鳥ちゃんがたくさん・・・

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 あなたはだあ~れ? お名前は? 

聞いても答えてくれるわけじゃなし、家に戻って図鑑を調べてみると、体の上面はオリーブ緑色を帯びているし、頬の後方に白い円い斑がある。ビンズイかな・・・

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何にしても小鳥ちゃんはかわいいね。

 

梅もほころび、もう春間近だ。 

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今朝は庭に出ると、電線からかわいい鳴き声が聞こえてきた。

肉眼では分かりにくかったので部屋に戻り、窓から望遠で見るとシジュウカラだった。すぐに飛んで行ってしまったのでうまく撮れなかったけれど、仲良く2羽並んで泊まっていた。かわいいな・・・

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花を見て、鳥を見て、それだけでうれしくなるなんて何と幸せなことでしょうね。