えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

怒ってはだめだと自分に言い聞かす

先週の金曜日から心配事や腹が立つことやイライラすることが続いていた。

それまでの自分なら何事もなく通り過ぎてきたような些細なことばかりだけれど、昨日は私の許容量を超えてしまいついに爆発してしまった。そして、言葉で反論もできない、私から逃げ出すこともできない夫に当たり散らしてしまったのだ。「なんてひどい人だ」と思うけれど、もうおさまりがつかなかった。

 

イライラの原因は夫のこともなかったわけではないけれど、それは私の側の問題で決して夫が悪いわけではなかった。腹立ちの原因を作った他人には怒りをぶつけることはできず、その矛先が夫に向いてしまったのだ。夫には申し訳ないことをしてしまった。ごめんなさい。

 

久しぶりに父の声が聞こえてきた。「怒っちゃだめだよ。自分の身体を傷つけるだけだから」と。そして「紙に書いて吐き出して、吐き出したらすぐに破ってしまいなさい」と。

 

父が来て 今日も教訓 置いて行く

以前にも書いたことがあるけれど、父がまだ元気だったころに詠んだ川柳(のようなもの)

 

まだ心配事が消えたわけでも、怒りの内容が解決したわけではないけれど、今日はもう気持ちは落ち着き、いつもの日常が戻った。

 

知らないうちに咲いていた庭のボタン。 

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これはおとなりのおじさんからいただいたもの。亡くなられてからもう20年近い。

 

こちらは一重のボタン。

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これは夫の祖父が大事にしていたものらしい。もう50年以上、ひょっとしたら100年近く我が家のことを見守っているのかも知れない。